(上り)菅谷駅大越駅→(下り)磐城常葉駅
JR磐越東線
大越駅
(Ōgoe)

◆2016年6月11日(土)撮影
開業:1915(大正4)年3月21日
※1950(昭和25)年1月16日に「おおこええき」より呼称変更。


所在地:福島県田村市大越町上大越字鷹待田105

キロ程:54.3km(いわき起点)
駅名由来

その他
菅谷駅方面に向けて、住友大阪セメント田村工場へ至る専用線が分岐していたが、工場の閉鎖に伴い2000(平成12)年3月に廃止された。廃止時は郡山貨物ターミナル駅へのセメント輸送が残っていたのみであったが、1999(平成11)年3月まで安積永盛駅、1998(平成10)年秋までは広田駅へも輸送されていた。
2016年4月1日に無人化される。


※参考、引用サイト:Wikipedia

駅名標

駅舎(待合所)
昭和時代後期のコンクリート造りの立派な駅舎で、かつて貨物輸送で栄えた名残をとどめています。

上り(いわき方面)

下り(郡山方面)

駅前(1)

駅前(2)

駅舎内(1)

駅舎内(2)
貨物取扱終了後も有人駅でしたが、2016年4月1日に無人化されました。

菅谷駅方面に伸びている線路の左側にある一段高い築堤は、住友大阪セメント田村工場へ至る専用線。1963(昭和38)年6月の工場操業と同時に開設され、工場の閉鎖に伴い2000(平成12)年3月に廃止された。ちなみに工場はしばらくそのままになっていて、知る人ぞ知る廃墟スポットと化していましたが、近年取り壊されたそうです。

大越駅には現在でも貨物取扱時代の名残である側線が残されています。かつてこの駅には二つの専用線があり、一つは前述の住友大阪セメント田村工場専用線。もう一つは、肥料、化成品などの農業用資材等の製造販売を行う片倉チッカリン大越工場への専用線。今でも荷役ホームが残っています。

駅舎内には住友大阪セメント田村工場専用線廃止時の写真が駅舎内に置かれていました。

背後の建物は住友大阪セメント田村工場です。

かつて、駅前で荷物の積み下ろしを行っていた荷物集積所は現在はイベントや町民のふれあいの広場として活用されています。

待合所。磐越東線特有のせり出した屋根が特徴です。

立派な木組みです。

1962(昭和37)年製のレールが使われています。ちなみに住友大阪セメント田村工場専用線開設の前年なので、専用線開設と同時に交換されたレールの可能性があります。

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