福島交通7000系電車(旧東急7000系)

◆2012年3月25日(日)、2013年9月21日(土)撮影
 福島交通7000系は元東急電鉄7000系で、1962(昭和37)年1月から1966(昭和41)年にかけて134両が東急車輛製造で製造され、東横線などに投入された。
 この7000系は東急で廃車後に各私鉄に譲渡され、福島交通へは1991(平成3)年6月25日に東京急行電鉄から7000系を譲り受けて飯坂線に導入された。
 福島交通は東急1000系電車を2016(平成28)年10月に2編成5両、2017(平成29)年秋に2編成5両、2018(平成30)年秋に2編成4両を飯坂線に7000系の置き換え用として導入した。それに伴い7000系は2016(平成28)年8月末に2両編成1本(7109+7210編成)の引退記念運転を実施し、9月末に解体された。その後も1000系の導入にあわせ順次引退、解体され、2019(平成31)年3月31日に行われたデハ7101+デハ7202のラストランをもって定期営業運転を終了した。同年4月以降、デハ7101+デハ7102は鉄道イベントや貸し切り列車などで活用されていたが、曽根田駅の改装に伴い、同駅の休憩所として整備することになったため、2022(令和4)年に曽根田駅に移動され、同年4月29日から曽根田駅の休憩所「お休み処ナナセン」として保存されている。

(2012年3月25日(日)福島駅にて撮影)

(2012年3月25日(日)福島駅にて撮影)

(2012年3月25日(日)岩代清水駅にて撮影)

(2012年3月25日(日)岩代清水駅にて撮影)

(2012年3月25日(日)泉駅にて撮影)

(2013年9月21日(土)上松川駅にて撮影(ピンク帯編成))

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