寝台急行「はまなす」

◆2015年4月19日(日)撮影
 はまなすは、北海道旅客鉄道(JR北海道)および東日本旅客鉄道(JR東日本)が青森駅〜札幌駅間を津軽海峡線(津軽線・海峡線・江差線)・函館本線・室蘭本線・千歳線経由で運行する夜行急行列車である。

 津軽海峡線(青函トンネル)開通により廃止された青函連絡船の深夜便の代替として、1988(昭和63)年に運転が開始された。 2012年3月17日に急行「きたぐに」(大阪〜新潟間)、2014年3月15日に寝台特急「あけぼの」(上野駅〜青森駅間)、2015年3月14日に寝台特急「北斗星」が相次いで定期運行を終了したため、当列車は青森駅を発着する唯一の定期夜行列車であり、JRグループにおいて客車を使用し、なおかつ定期運行を行う唯一の急行列車となった。

 はまなすの今後であるが、北海道新幹線開業に伴う青函トンネルの架線電圧の変更に伴い、従来の電気機関車(国鉄ED79形電気機関車)は使えなくなるため、寝台特急「北斗星」については2015年3月13日で定期運行を終了することが決定し、寝台特急「カシオペア」についても、2016(平成28)年3月に予定されている北海道新幹線開業前に廃止となる公算が大きくなっているという見方もあり、存続問題に関心が集まっている。
機関車
青森駅〜函館駅間はJR北海道函館運輸所青函派出所に所属するED79形電気機関車が、函館駅〜札幌駅間はJR北海道函館運輸所に所属するDD51形ディーゼル機関車が牽引する。
そのため、函館駅では機関車の交換のために30分ほど停車します。

ED79形電気機関車(2015年4月19日(日)青森駅にて撮影)

ED79形電気機関車(2015年4月19日(日)青森駅にて撮影)

ED79形電気機関車(2015年4月19日(日)青森駅にて撮影)
客車から連結を離され機回しをしているところ。

ED79形電気機関車(2015年4月19日(日)青森駅にて撮影)
機回し後、駅構内に一時待避。

東北本線から移管された青い森鉄道の車両との2ショット。

入換作業用のDE10型ディーゼル機関車が入線してきました。。

客車を連結して。

入庫準備完了。

入庫回送されます。
客車
ちなみにこの日の編成は以下のとおりでした。
機関車−7号車(座席自由席)−6号車(座席指定席)−5号車(座席指定席)−4号車(指定席(のびのびカーペット)−3号車(自由席)−2号車(B寝台)−1号車(給電エンジン代替車)

7号車(自由席)(左)と6号車(指定席)(右)

6号車(指定席)(左)と5号車(指定席)(右)

5号車(指定席)(左)と4号車(指定席(のびのびカーペット)(右)

4号車(指定席(のびのびカーペット)

4号車(のびのびカーペット)(左)と3号車(自由席)(右)

3号車(自由席)(左)と2号車(B寝台)(右)

2号車(B寝台)(左)と1号車(給電エンジン代替車)(右)

1号車(給電エンジン代替車)

1号車は給電エンジン代替車として使用されているので乗車できない旨の張り紙。

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