PHASE-47「ミーア」


 お題のとおり、ミーアが主人公です。
 まず一言、

 「他人の日記帳を見てはいけません」

 でも、ラクスにこの日記を見てもらってミーアは成仏できるのでしょう。
ミーアって、純粋にラクスになりきろうと努力したり悩んだりしたんですね、それがカワイらしくおもえます。

 それにしても、「ラクス」と「ミーア」二役を演じた田中さんの演技力には脱帽です。全く違うキャラではなく、「ラクス」を演じようとしながらも「ミーア」の部分も出さなければいけないと言うところ、この微妙な違いの演じ分けはとても難しかったと思います。

 最後に、デュランダル議長が公に「ディステニー計画」をブチ上げます。確かに理想的に見える計画ではありますが、言論、思想が画一され、管理される世界、これが計画の真意であり、行き着く先なのではないかと思うと、そら恐ろしいものを感じます。これでは、人間に「欲を持つな」というものではないんでしょうか。それは無理です、すくなくともヲタクや腐女子には(笑)。



(2005.9.10記入)