PHASE-36「正義の名のもとに」

 
 前回は真面目に語りすぎたんで、正直、肩がこりました。やっぱり性に合いませんので、今回はソフトにいきます。

 「スピット・ブレイク」の失敗、キラのフリーダム奪取、さらにそれを手引きしたラクス・・・に騒然とする国防委員会本部に到着したアスラン。ここで彼はすべてを知ります。そして、ニコルパパとの会話。「これも戦争なのだから」というセリフ、とても痛かったです。
 地球に降下し、アークエンジェルに合流したキラ、何だか大人びて見えました。かっこええ。
サイとキラのやりとり、サイがキラに本音をぶつけます「お前は何でも出来るけど、僕は」
と、それに対して、「僕に出来ないことを君は出来るかもしれない」。一歩間違えれば嫌味にしか聞こえないような・・・いやゲスの勘ぐりかな(苦笑)、ここは素直にとっておきましょう。
 どうやらアークエンジェルは原隊復帰すると全員、命令無視の上に敵前逃亡罪で銃殺ものになること確実なので、オーブを頼っていきそうです。ということはカガリたん(笑)復帰。もう次回予告に出ているので確実、しかしカガリたん、正装しているのはなぜ?。
 廃墟と化した夕日にたたずむたそがれのラクス邸と、雨の降っているコンサートホールを訪れたアスラン。この夕日と雨を使うところ、憎らしいほどぴったりな演出です。このホールでアスランはラクスと再会します。そして、ラクスはアスランに「何を信じて戦うのか」と問います。これに対して、アスランは何も言い返せませんでした。たぶん自分でも分からなくなってしまったんでしょう。明らかに悪い方に変わっていくプラントと、そしてそれを率いている父親が。それを確認すべく、アスランは「ジャスティス」で地球に降下します。たぶんキラに会おうとするんでしょうか。そして、OPのシーンのように、何か得体の知れない強大な敵に対して共闘するんでしょうか?うーん、展開が読めない。それにしても、ラクスいったい何者、やっぱりただ者ではなかった(笑)。

 まあ、総括すると、自分の進むべき道を悟り大きく成長したキラと、見失いとまどいを見せるアスランとの対照が際だったお話でした。そして、ラクスはどうなるんでしょうか。ますます目が離せない展開になってきました。

(腐女子萌え感想)
 またまた受け攻め顔が頻繁に出てきたアスラン。おいしく頂きました(笑)。
 あと、CMのPS2用ゲームの実写(?)シーン。なんだか、アイ○ルの「どうする、アイ○ル」のCMとダブって見えてしまうのはワタクシだけ?でも、子犬に向かって・・・のシーン、ちょっと萌え。ぜひアニメ版でやって欲しい(笑)。やっぱり人間(?)の方はアスランがお似合いでしょうねぇ〜。ということは犬はキラ(笑)。
キラとサイのやりとり、一時下火になっていたサイ×キラの再燃確実か(笑)。

 あ、今回もヘビーな内容になってしまいました、ゴメンナサイ。



(2003.6.15記入)