PHASE-37「神のいかずち」

 
 とりあえず思いついたところを即興で書き込みをします。後ほどきちんと整理したいと思います。

 まずは腐女子感想から。
 キラたん、カガリたんに押し倒されています(意味が違う)。萌え〜萌え〜。悟りの境地に達し、大人びたなあと思いましたが、本質はかわらず「姫」です(笑)。
 マリュー艦長の乳がまた揺れています(笑)。
 最後に、フラガ少佐かっこええ。ストライクに乗って、キラのフリーダムと模擬戦を行います。ここで、フラガお兄さん、かっこよくキラに啖呵を切っています。さてどちらが勝つんでしょうか。楽しみです。自分的にはお兄さんに頑張って、年寄り(笑)の意地を見せて欲しいものデス。

(工学的エセ講義)
 ザフト軍が連合軍基地のパナマに侵攻します。そこで使われた「グングニール」なんですが、実は、この前のイラク戦争でアメリカ軍が実際使用した「EMP兵器」と基本的には同じものです。原理としては、強力な電磁波を発生させることにより、電子機器をショートさせ、破壊させるというものです。巨大電子レンジ「サイクロプス」と似たようなものですが、違う点は周波数が違うところです。水を沸騰させるに最適な周波数は分類上、マイクロ波に属し、2.2GHzとされていますので、「サイクロプス」はこの周波数を使ったと思われます。しかし、「グングニール」は人体に影響を及ぼしていませんが、電子機器が破壊されて、シャトル発射台も破壊されている・・・ということは、「グングニール」は超高出力の極低周波の電磁波を使ったものと推測されます。マイクロ波以上となると人体に有害なX線(レントゲン)になってしまいますので、極低周波が妥当かと。

(歴史的解釈)
 共同管理者の関●の意見をそのまま引用しますが、最近のSEEDは、第一次世界大戦に始まるいわゆる近代戦のあらゆる惨たらしさを凝縮したストーリー展開となっているようです。第二次世界大戦のユダヤ人大虐殺「ホロコースト」と近年ではボスニア内戦での「民族浄化」といった、異なる民族の徹底的な排除、そして以前にも述べた、兵に死を強要する「統率の外道」、降伏する兵を容赦なく殺害するなどなど。所詮、戦争というものには、正義不正義など存在せず、力のあるものだけが勝利すること。そして、勝者敗者にかかわらず、すべて戦争に参加した人たちは被害者であると同時に加害者であることを思い浮かべなければいけません。
 最後に、「アンネの日記」で有名アンネ・フランクの父、オットーの言葉。

 「平和は相互理解から生まれます。アンネたちの悲劇的な死に同情するだけではなく、平和を作り出すために、何かをする人になって下さい。」

 みんなは無理として、せめてキラにはそういう人になって欲しいものです。そしてアスランにも。そうすれば、二人がともに手を取り合うことが出来ると思うんですが。



(2003.6.25記入)