PHASE-46「たましいの場所」

 自分的に真面目なクライマックスは、ヴェサリウス撃沈のシーンでしょうか。アデス艦長も、「艦長たるもの最後まで艦に残る」という古風な伝統に則り壮絶な最期を遂げます。べつに死を美化するわけではないんですが、漢(おとこ)のロマンを感じさせてしまうところ、ワタクシもやっぱり感情に支配された人並みの人間だなぁとマジに考えたり。

 クルーゼがフラガパパのクローンだということは前話でも出ていて、さらに今回失敗作で老化現象が早いということが話されています。だからいつもあの怪しい薬を飲んでいたわけですね。ということはあのマスクの下は、実はお爺さん面(笑)。でも仮面に隠れていない顔の部分にはしわがない、もしかして厚化粧(笑)で隠していたりして。ちなみに、クローンが老化現象が早く進行して、寿命が短いという傾向は最近になって発見されていますので、あながちウソではありません。で、疑問なんですが、キラたんが人口子宮で生まれた唯一の成功例とクルーゼが言っていましたが、それじゃ双子の妹のカガリたんはどうやって生まれたのかということです。しかも公式ブックでは「コーディネーター」ではなく「ナチュラル」とされているので、ますます謎が深まっていくばかり。そこんところどうなのよ、教えてサン○イズ(いやマジで)。

 フレイとバジヌールとの再開。キタキタキタ〜(笑)。さあ、ここで声優一人二役(桑島さん)なので、どうなるかとちょっと期待していたんですが、やっぱりダメでした。某ドラゴン○ールの三親子孫をこなしたベテラン野沢さんクラスじゃなければ無理かな。

 しかし、最近のラクスって「肝っ玉母さん」にしか見えませぬが、ヴェサリウスへの一点突破の時の決断と言い、泣きじゃくるキラをなだめる姿といい、まさしく「肝っ玉母さん」。頑張れ〜。

 以前に、フレイがクルーゼから渡されていたデータフロッピーの中身を、「ニュートロンキャンセラー」の技術ではとの予想をしましたが、まさしく的中してしまいました。さあ、これでどうなる!!!。しかし、フレイって、やっぱり中途半端なトラブルメーカーというか、足手まといでしか見えないよな〜。とんでもない放火魔ですね〜(何だか手厳しい)。

 そして、キラが堰を切ったように肝っ玉母さん(笑)ラクスにすがって号泣します。そりゃいろんなことがあったんで仕方がないかな。そしてカガリと二人で部屋を出るアスラン。本当は泣きたいのだけれども妹カガリの前では泣けないというキラを気遣うところ、やるじゃないですか、成長したよなアス坊(失礼)。そして、「みんなが泣いている」というセリフ、まさしく今の状況にぴったりです。

(久々の腐女子感想(笑))
 なんだか最近とみに色っぽくなってしまったイザークサマ。やっぱりディアッカを一途に恋する(?)乙女だから、いままでのクールビューティーさにいっそう磨きがかかった、そうそう、こんなに愛しているのに彼(ディアッカ)には分かってもらえないもどかしさどいうかというか・・・かな(落ちない)。
 あと忘れてはいけないのは、「ゴメン」といって気絶して、そのあと医務室(?)のベットで目覚めるキラたん。まさしく「姫」状態で、萌え萌え萌え〜(爆)。フレイを一途に思う心、ちょっと痛すぎます。早くフレイのことを忘れなはれ。でも、できない不器用さがまた萌え〜(腐女子めが)。

・・・しかし、これ以上大風呂敷広げて収拾が付かなくなってしまうのではと不安です。たとえば、「SEEDを持つもの」とかまだ解明されていないし。なんだか決着が付かなくなった部分を映画化するという噂もちらほら聞きますが、まさかTV続編化決定になったらどうしましょうか?それはそれでうれしいかもしれないけど、複雑です。



(2003.9.4記入)