開業:1947(昭和22)年11月25日 廃止:1957(昭和32)年5月16日 所在地: キロ程:--.-km(茂市起点) |
駅名由来 その他 ※参考、引用サイト:Wikipedia |
第一次調査:2008年10月17日(金)撮影 | |
1947(昭和22)年11月25日の押角=宇津野間の延伸開業によって設置された駅。押角駅から押角トンネルをくぐり出てすぐの所にあった。1957(昭和32)年5月16日に宇津野=浅内間の延伸開業によって廃止された。現在は更地となって痕跡を見付けるのが難しくなっている。 | |
宇津野駅と雄鹿戸トンネル周辺の新旧地形図の比較。左が昭和23年発行、右が平成15年発行。 ちなみに左には、すでにあったはずの雄鹿戸トンネル(昭和10年竣工)が記載されていない。 |
|
「この地図は、国土地理院発行の5万分の1地形図(大川)(昭和23)を使用したものである。」 国土地理院発行地形図の引用について http://www.gsi.go.jp/LAW/2930-meizi.html |
「この地図は、国土地理院発行の5万分の1地形図(大川)(平成15)を使用したものである。」 国土地理院発行地形図の引用について http://www.gsi.go.jp/LAW/2930-meizi.html |
宇津野駅入り口にある、結構知られた廃屋。 |
宇津野駅の入り口。左の廃屋のすぐ向かい、茂市方面から岩泉方面まで国道340号線を進んで左側にあります。 |
入り口にある木造の橋。枕木を再利用しています |
駅広場跡。 |
何かの痕跡。 |
押角トンネル岩泉側出口。 |
駅施設があった痕跡。 |
|
第二次調査:2010年12月5日(土)撮影 | |
線路内は立ち入り禁止が原則なので今まで遠慮していたんですが、2010年7月31日に発生した土砂崩れによる脱線事故により、またほかの危険箇所の調査のため岩泉線全線がしばらくの間運休となっている。そこで今回は大手を振って線路内に入ることができたので詳細な調査を行いました。 | |
押角トンネル岩泉側(下り)出入口 |
押角トンネルを抜けると線路の両側に不自然な平坦地があることがわかります。かつては、近くで産出される高炉用の耐熱粘土の積み出しが盛んだったので、そのために特化したホームだったかもしれないです。 |
岩泉方向(下り)右側を撮影。擁壁らしき人工物が見て取れます。 |
奥が押角トンネル(つまり上り(茂市方面))。トンネルから平坦地が一直線にずっと続いています。 |
右上写真の平坦地の奥にある人工物。車止めかどうかは不明だし、そもそも駅が現役の頃からこの場所にあったのか、駅が廃止されて撤去されたときにここに置かれて放置されたのかも不明。 |
|
2016年10月1日(土)訪問時 | |
宇津野駅跡は現在、押角トンネルの道路化改良工事のため立入禁止となっています。 |
押角トンネル岩泉側(下り)出入口 平成32年度供用開始を目指して工事が進められています。 |