国道4号線(青岩橋)

◆2011年1月2日(水)撮影
国道4号は、東京都中央区から青森県青森市へ至る一般国道で、陸上距離が日本一長い国道である。
この路線は、日光街道・奥州街道(江戸〜白河)およびその延長路である仙台道(白河〜仙台)・松前道(仙台〜函館)(日光街道を除く3街道は1873年に陸羽街道に改称)を継承するものである。

国道4号線の青森県・岩手県境には青岩(せいがん)大橋があるが、その隣には国道4号線旧道があり、1935(昭和10)年建設の初代青岩橋が今でも架かっている。
この初代青岩橋は、トレッスル橋脚を有する道路橋で、一見すると鉄道橋と勘違いしそうです。

ちなみにこの橋は2006年に土木遺産に指定されている。しかし、老朽化が激しく、自動車通行に際しては重量制限されて重量車は通行できません。

現在の青岩大橋から撮影。

重量制限の看板があります。

ところどころ欄干が欠けています。

こちらの欄干はひびが入っています。

欄干が本来の使用に耐えられない状態なので、手前に手すりが設けられています。

岩手県側に「せいがんばし」の銘板。

同じく岩手県側。「昭和三十六年十一月竣工」の銘板。その下の銘板は土木遺産に指定されたことを示すもの。

青森県側に「青岩橋」の銘板。

青森県側にあった昔懐かしい形の案内標識。

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