2006年に開館した博物館。1990年にドイツ再統一で消滅した国家、旧東ドイツ(DDR)の日常生活をテーマごとに展示した博物館。秘密警察の盗聴システムを見せる部屋や、一般的な東ドイツの居間を再現した部屋も。旧東ドイツの国産車トラバントに触れることもできる。旧東ドイツ国民にとっては「あの懐かしい時代」、旧西ドイツ国民にとっては「謎に満ちた国」を体験できる場として平日でも入場者が多く訪れる。 |
明日帰国するので、この日が観光最終日となります。まずはDDR博物館。 |
シュプレー川を挟んだ向かいにはベルリン大聖堂が建っています。 |
道ばたでは旧東ドイツの品々が売られていました。 |
入場ゲート。アンペルマン仕様です。 |
ベルリンの壁のジオラマ。 |
こちらは東ドイツの国産車トラバント。1958年に大量生産が始まったP50型だそうです。 |
平日にもかかわらず人がたくさんでした。 |
トラバントのパンフレットと部品類。 |
こちらは日用雑貨類。 |
バイク |
SIMSON KR 51/1「シュヴァルベ(つばめ)」 生産時期は1964~1986年までで、お値段は1,265東ドイツマルク。 |
東ドイツ製のコンピューター。 |
右から、マルクス、エンゲルス、レーニン。かつては各所に掲載されていました。 |
誰のものかは案内板では記載されていませんが、党書記長クラスの人物が使用していたデスク。 |
このように座ることが出来ます。 |
パスポート |
1982年から使われた東ドイツ首相用公用車。スウェーデン・ボルボ社製の264型。おそらく特注で防弾仕様にもなっているはずです。 |
盗聴部屋。共産主義国家と言えば監視社会で、様々な手段で市民生活を監視していました。 |
居間。テレビで流されていたのは当時のテレビ番組。 |
レトロチックな内装です。 |
CGで窓から外の眺めが再現されていました。 |
風呂場兼洗濯場兼トイレ。 |
キッチンルーム。 |
子供部屋。 |
東ドイツの支配政党だったドイツ社会主義統一党傘下の青少年組織(6歳~14歳)である「ピオネール団」の制服。 |
寝室。服をさわって試着することも出来ます。 |
ベッド |
エレベーター |
1989年10月7日の建国式典での軍事パレードの様子。 |
引き続き、映像ではゴルバチョフ書記長とホーネッカー書記長が閲兵しているシーンが流されていました。ちなみにこの10日後にホーネッカー書記長が解任され、東ドイツ崩壊が始まることになる。 |
お土産品コーナー |
これが噂の0ユーロ紙幣販売機。本物の紙幣を印刷している造幣局で印刷されている本物です。2マルクで購入出来ます。 |