◆コノプケス・インビス(Konnopke's Imbiß)◆

 1930年創業の老舗のインビス(Imbiß)。インビスは軽食を提供する立ち食い形式の店のこと。旧東ドイツ地区のプレンツラウラーベルク地区(Prenzlauer Berg)のUバーン2号線エバースヴァルダー通り駅(Eberswalder Straße)の高架下にある。この店のカリーヴルスト(currywurst)はベルリンの壁ができる1年前の1960年に販売が始まり、旧東ドイツでは一番最初の店だという。カリーヴルストの由来は諸説あるが、第二次世界大戦直後にベルリンで生まれたとする説が有力。焼きソーセージにケチャップとカレー粉をかけたシンプルな料理である。この店のあった旧東ドイツでは品不足でケチャップが手に入らなかったため、試行錯誤の上現在のレシピにたどり着いたといい、レシピは門外不出である。

最寄り駅のエバースヴァルダー通り駅(Eberswalder Straße)に到着。地下鉄(Uバーン)ですが、この駅は地上にあります。

Eberswalder Straße

駅のすぐ近くに店があります。

インビス(Imbiß)は立ち食いが基本ですが、この店には簡単なテーブルと椅子があります。

海外のお客さんも多いせいか、店員もなれた応対で、簡単に注文出来ました。カリーヴルストだけだと1.9ユーロと安いです。ちなみにフライドポテト(Currywurst mit Pommes Frites)をつけたり、マッシュポテト(Currywurst mit Kartoffelsalat)をつけたりと出来ますが、あいにくこの日は胃腸の調子が良くなくてカリーヴルストのみ。

皮付き(mit darum)のヴルストで、外はカリカリ、中はふんわりの食感でした。赤いケチャップ風の調味料は、普通のケチャップとは微妙に味が違いました。

街中で食べるカリーヴルストは格別です。

営業時間は(訪問時)、
火曜日~金曜日 10:00~20:00
土曜日 12:00~20:00
日曜日 12:00~18:00
月曜日 閉店
となってますので、ご注意ください。

カリーヴルストの店は星の数ほどあり、もちろん味も異なります。この時は時間の関係と、胃腸の調子が悪かったため食べ比べが出来ませんでしたが、ほかのお店も食べておけば良かったと今更後悔しています。

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