錦秋湖に残る北上線旧線

◆2010年9月4日(土)撮影
錦秋湖は、下流域の北上川の治水を目的に建設された湯田ダムの完成によって出来たダム湖(人工湖)である。これによって、国鉄横黒線(現在のJR北上線)大荒沢駅(後に廃止)・陸中大石駅(現在のゆだ錦秋湖駅)・陸中川尻駅(現在のほっとゆだ駅)の三駅と15.3営業キロメートル区間が水没することとなるため、1959(昭和34)年8月より新線建設を開始し1962(昭和37)年12月1日にルート変更及び駅移転を行った。

湯田ダム
北上川水系和賀川。1953(昭和28)年着工、1964(昭和39)年完成。ダムの高さは89.5m。

新線の仙人トンネル?

旧線上にある大荒沢ロックシェード

本内隧道西口と本内橋梁跡

写真中央部右寄りに左から右にみえる築堤部分。旧線はこの上に敷設されていたそうです。
(国道から一般県道133号線へ入り、湖を跨ぐ天ヶ瀬橋から、和賀仙人方向へ)

左の写真を拡大。これは「岩滑沢橋梁跡」だそうです。

ほっとゆだ駅の北上側にある割と知られた撮影スポット。

TOP旅の記録路線各駅巡礼写真のページJR北上線(岩手県・秋田県)>錦秋湖に残る北上線旧線