(上り)母恋駅室蘭駅(4代目)→(下り)室蘭駅(3代)(廃駅)
JR室蘭本線
室蘭駅(4代目)
(Muroran)

◆2023年5月5日(金)撮影
開業:1897(明治30)年7月1日

所在地:北海道室蘭市中央町4丁目

キロ程:7.0km(東室蘭起点)
駅名由来
現室蘭市街付近は「トッカリモイ」と呼ばれていたが、1871(明治4)年に港が「モルラン」(旧室蘭港、現在の崎守町付近)から移り(新室蘭港)、地名も移動した。
これと前後して「室蘭」の漢字があてられ、明治中期ごろまでは「もろらん」と呼んでいたが、後年漢字の音に引きずられて変化し、「むろらん」となった。
「モルラン」の原義は、一説には「モルエラニ(mo-ru-e-ra-ni)」(小さな・道・そこを・下る・ところ〔=小さな坂道〕)とされている。
この、アイヌ語地名における「ルエラニ(ruerani)」(坂)はしばしば「ラニ」「ラン」「ルラン」のように略されており、当地も同様に略されて、「モルラン(mo-ruran)」となったと考えられている。
なお、「トッカリモイ」の原義はアイヌ語の「トゥカㇻモイ(tukar-moy)」(アザラシ・湾)とされている。


その他
室蘭駅(初代):1892(明治25)年8月1日に北海道炭礦鉄道室蘭線の初代・室蘭駅(もろらんえき)が輪西村字ベシボッケ(現在の室蘭市仲町)に開業。(現在の輪西駅の北側)
室蘭駅(2代):1897(明治30)年の仏坂トンネル開通に伴い仏坂下に室蘭駅が誕生した(現在とほぼ同じ場所)。
室蘭駅(3代):港より離れていて石炭や物資運搬に支障が出たため、石炭積み出し埠頭近くに貨物専用駅を設置。その後、1912(明治45)年に港頭に旅客と貨物を取り扱う駅が設置された。駅舎は現在、旧室蘭駅舎(室蘭観光協会)なり歴史的建造物として保存されている。
室蘭駅(4代、現在):1997(平成9)年10月1日に東室蘭方面に1.1km移転新築。

※参考、引用サイト:Wikipedia

駅名標

駅舎(待合所)

上り(東室蘭方面)

下り(室蘭方面)

駅前(1)

駅前(2)

駅舎(待合所)内(1)

駅舎(待合所)内(2)

名所案内版

現在の終点にある車止め。かつてはこの先に線路が続いていました。

駅スタンプ

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