この日はあんこうのシーズンでしたので、あんこう鍋、その中でも美味と言われる「どぶ汁」を頂きました。どぶ汁はそもそも漁師が舟の中で調理したもので、水を一切使用せずにあんこうと野菜の水分とだしのみで仕上げるため、あんこうの濃厚な味わいを楽しむことが出来る鍋です。ちなみに「あんこう鍋」は手間のかかるどぶ汁を簡素化してお手軽に調理出来るように改良された料理です。 | |
鍋の具材です。野菜はネギと白菜、椎茸などです。 |
|
出しが煮えたら具材と投入です。 |
|
今回はコース料理でしたので、あんこうづくしです。こちらはあんこうのいろいろな部位。あんこうは捨てる部位は無く全て食べることが出来ます。皮とエラといろいろです。 |
|
こちらは珍味として知られるあん肝。 |
|
煮立ったら食べ頃です。 |
|
鍋には日本酒ということで、大洗の地酒「月の井」の純米吟醸を頂きました。 |
|
汁を残した状態で、ご飯を投入して溶き卵を入れて、しめのおじやにします。ちょっと火を通しすぎましたので、玉子丼みたいになってしましました。 |
|
どぶ汁ではまだお腹に余裕がありましたが、ご飯で十分お腹いっぱいになりました。どぶ汁は濃厚な味わいなので、癖のありすぎる味とのことでしたが、自分的には結構あっさり目で食べやすかったです。 |