JR岩泉線
押角駅
(Oshikado)

◆2008年10月12日(日)、17日(金)、2010年1月24日(日)、2010年12月5日(日)撮影
開業:1944(昭和19)年7月20日

所在地:岩手県宮古市和井内第1地割10
駅名由来

その他
第一次〜第三次調査:2008年10月12日(日)、17日(金)、2010年1月24日(日)、2012年7月28日(土)撮影
第五次調査:2012年7月28日(土)撮影

駅名標
(2010年1月24日(日)撮影)
駅舎(待合室)無し

上り(茂市方面)
(2012年7月28日(土)撮影)

下り(岩泉方面)
(2012年7月28日(土)撮影)

急峻な押角峠、岩泉線に並行して走る国道340号線がこの峠の険しさのせいで、道幅が一台分しかなく、バス代替運送が出来ないため、岩泉線が存続しているとのことです。
(2008年10月12日(日)撮影)

茂市から岩泉方面へ向かう国道340号線にある駅の案内標識
(2008年10月17日(金)撮影)

これ、なんだと思いますか?実は「秘境駅」押角駅入口の橋です。この急ごしらえ感といい加減さが郷愁を誘います。
(2008年10月17日(金)撮影)

これが「秘境駅」押角駅。ホームだけです。
(2008年10月17日(金)撮影)

(2008年10月17日(金)撮影)

刮目せよ、この本数の少なさ。
(2008年10月12日(日)撮影)

押角駅ホームの反対側。かつてここにかつての駅舎があったと言われ、引き込み線のレールが最近まで敷かれていました。
(2008年10月17日(金)撮影)

左と同じ方向から撮影。引き込み線跡が鮮明に見える。
(2010年1月24日撮影)

線路が撤去された跡。枕木があちこちにありました。
(2008年10月17日(金)撮影)

線路が撤去された跡が続きます。もう少し行けば押角駅跡を見ることができるはずでしたが、クマ対策のために放し飼いされている犬がいたので、引き返しました。
(2008年10月17日(金)撮影)

こちらは岩泉線に並行して走る国道340号線の雄鹿戸隧道出入り口。1935(昭和10)年の竣工で、岩手県内でも1,2を争う古いトンネルです。
(2008年10月17日(金)撮影)

雄鹿戸隧道の表札
(2008年10月17日(金)撮影)
第四次調査:2010年12月5日(日)撮影
線路内は立ち入り禁止が原則なので今まで遠慮していたんですが、2010年7月31日に発生した土砂崩れによる脱線事故により、またほかの危険箇所の調査 のため岩泉線全線がしばらくの間運休となっている。そこで今回は大手を振って線路内に入ることができたので詳細な調査を行いました。

現駅ホームの向かいに放置されていた遺物。

勾配標。この地点30パーミル(1,000m進んで30m高くなる)の上り坂であることを示す。鉄道の世界で30パーミルと言えば急勾配で、一般的には30パーミルを越える上り坂には鉄道は敷設しないと言われる。かつてこの押角駅にスイッチバックが必要であったことがうなずけます。

左が現在の路線。右はスイッチバック設備があった頃の旧押角駅のホーム跡。

ホーム跡には「1954-」の表記が。1954年につくられたことを示すのだろうか?

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