新幹線200系電車

 200系は、1982年(昭和57年)の東北新幹線および上越新幹線の開業に合わせて、962形試験車を基本として量産化され1980年(昭和55年)に発表された。100系(1985年登場)よりも発表が早いにもかかわらず系列・形式番号が200系と大きいのは、200系の登場当時の付番体系が、東北・上越新幹線系統の車両の百の位には偶数を、東海道・山陽新幹線系統の車両の百の位には奇数を与えるようなものだったためである。
 なお、系列番号が定められた新幹線電車は本系列が最初である。後に0系と呼ばれることとなる東海道新幹線の新幹線車両にはその当時は系列番号がつけられておらず、単に「新幹線電車」が正式名称だった。同系列には200系の登場により初めて「0系」と命名された。
 国鉄分割民営化後には200系にも100系と同様の2階建て車両が登場した。200系は東北新幹線と上越新幹線で活躍したが、2011(平成23)年11月18日に東北新幹線から撤退し、その後は上越新幹線で運用されていたが、2013(平成25)年3月15日限りですべての定期営業運転を終了した。200系の総生産両数は700両だった。

Wikipediaより一部追加の上掲載)

 今回訪れた函館本線流山温泉駅に静態保存されているこの車両は、2001(平成13)年に廃車となった車輌で、先頭車2輌にグリーン車を挟んだ編成となっている。北海道新幹線の開通を願って、同駅の開業に併せておかれたものである。

200系(2013年4月27日 函館本線流山温泉駅にて撮影)

200系(2013年4月27日 函館本線流山温泉駅にて撮影)

200系(2013年4月27日 函館本線流山温泉駅にて撮影)

200系(2013年4月27日 函館本線流山温泉駅にて撮影)

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