国鉄201系電車
(中央線などで運用中)

◆2010年2月14日(日)撮影(新宿駅)
◆2010年2月17日(水)撮影(大阪駅)
◆2010年2月18日(木)撮影(今宮駅)
1979(昭和54)年8月20日に初めて中央線に登場した日本国有鉄道(国鉄)の直流通勤形電車。
国鉄電車として初めて「サイリスタチョッパ制御(半導体による電力調整)」や「電力回生ブレーキ(減速時にモーターで発電)」を装着し、「省エネ電車」として話題となった。最終的には1,018両が生産され、中央快速線のみならず、中央本線、青梅線、五日市線、八高線、富士急行線で活躍したが、2006(平成18)年に運用の始まったE233系の登場で順次置き換えが始まり、撮影時には2編成が残るのみとなっていた。しかし、2010年夏には中央線での運用を終了することが決まった。
一方、関西圏では大阪環状線、桜島線、関西本線(大和路線)で現在も運用中である。

諸元(wikipediaより)
起動加速度 2.3km/h/s (2M2T,4M4T)
2.5km/h/s (6M4T)2.8km/h/s (4M2T)
営業最高速度 100 km/h
設計最高速度 110 km/h
定格速度 52.1 km/h
減速度 3.5 km/h/s(常用最大)
5.0 km/h/s(非常)
編成定員 560名(4連固定)
848名(6連固定)
992名(7連固定)
1480名(10連固定)
最大寸法
(長・幅・高)
19,500 × 2,800 × 4,140 (mm)
軌間 1,067mm
電気方式 直流1,500V
主電動機 直流直巻電動機 MT60形(150kW)
歯車比 1:5.6(15:84)
制御装置 サイリスタチョッパ制御
弱め界磁制御
(CH1/HS36, CS53, CS53A)
駆動装置 中空軸平行カルダン撓み板継手方式
台車 円筒案内式インダイレクトマウント空気ばね台車
DT46・DT46B・TR231・TR231A
ブレーキ方式 回生制動併用電磁直通空気制動
保安装置 ATS-S, ATS-SN, ATS-SW, ATS-B, ATS-P
JR西日本の車両は一部EB,TE装置を搭載

中央線(新宿駅にて)

関西本線(今宮駅にて)

大阪環状線(大阪駅にて)

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