弘南鉄道7000系電車(旧東急7000系)(大鰐線)

 弘南鉄道7000系は元東急電鉄7000系で、1962(昭和37)年1月から1966(昭和41)年にかけて134両が東急車輛製造で製造され、東横線などに投入された。
 この7000系は東急で廃車後に各私鉄に譲渡され、弘南鉄道へは昭和63(1988)年から平成2(1990)年にかけて導入された。大鰐線の所属車は原型の先頭車を使用した2両編成のみが配属されているが、弘南線には原型のものと先頭車改造を受けたものが存在する(7100形と7150形)。なお、先頭車改造を受けた車両(7100形と7150形)は前面に方向幕を装備しておらず、「弘前−黒石」と記入されたステッカーを取り付けている。ただし方向幕のある7000系でもステッカーを利用している。

弘南線では以下の4形式が運用中である(電気機器はすべて東洋電機製)。
7010形:東急時代デハ7000形(奇数車)だった車両。
7020形:東急時代デハ7000形(偶数車)だった車両。
7100形:東急時代中間車デハ7100形(奇数車)だった車両で、弘南鉄道導入時に先頭車化改造された。
7150形:東急時代中間車デハ7100形(偶数車)だった車両で、弘南鉄道導入時に先頭車化改造された。

大鰐線では以下の形式が運用中である(電子機器はすべて日立製)。
7000形:東急時代先頭車デハ7000形だった車両。

(2010年2月27日(土) 大鰐駅にて撮影)

(2010年2月27日(土) 大鰐駅にて撮影)

連結部の写真(1)。東急車輛で昭和40年に製造されたものとわかります。
(2010年2月27日(土) 大鰐駅にて撮影)

連結部の写真(2)。
(2010年2月27日(土) 大鰐駅にて撮影)

7032号車(7000形)
(2012年11月10日(土) 千年駅にて撮影)

動画(走行音)(2010年2月27日(土) 大鰐駅にて撮影)
wmvファイル(約41MB)
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