C11 292蒸気機関車
JR新橋駅に静態保存

◆2009年6月27日(土)撮影
C11形蒸気機関車
 C11形蒸気機関車は日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が製造した、動輪3軸に先輪1軸・従輪2軸(1C2)という軸配置を持つ、過熱式のタンク式蒸気機関車である。
 1932(昭和7)年から1947(昭和22)年までの16年間に381両が汽車製造会社、川崎車輛、日立製作所、日本車輌製造の各社により生産された。
 この機関車が設計されたころから溶接による製造が可能になり、重量も軽く小型となりC10形よりすっきりした車体となり使用できる線区が広がり重宝された。国鉄時代は客貨両用に使用され、日本全国で昭和50(1975)年まで活躍した。
 現在でもJR北海道、JR東日本、真岡鉄道、大井川鉄道などで運転が行われており、人気を博している。

諸データ(C11 292)
〜案内板より〜
 このC11 292号は昭和20年2月11日、日本車輛株式会社で誕生しました。3年間余りの戦争で物資もなくなりつつあった時の誕生で、蒸気溜、砂溜が角張っている。いわゆる戦時型ですが、誕生後すぐ山陽本線の姫路機関区に配属となり、中国地方のローカル線、播担線や姫新線など走りまわっていました。走行距離は108万3975kmで、最初から最後まで一つの機関区にいたのは珍しいことです。今回鉄道100年を記念して、国鉄の協力を頂き、ここに設置しました。
昭和47年10月14日 鉄道100年記念 港区

C11 292号【概要】
 全   長 12.65m
 動輪直径  1.52m
 巾 2.936m
 最高速度 時速85km
 高   さ 3.940m
 石炭積載量 3.0t
 重   さ 66.05t
 水積載量  8.0t

ボイラー上部の蒸気溜、砂溜が角張ってかまぼこ形になっているのが特徴。これは太平洋戦争による戦時体制のために大量生産できるように製造を簡略化した第4次形の特徴である。

新橋駅ホームより撮影
(2011年8月15日(木)撮影)

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