C57 46蒸気機関車
福島県福島市福島市児童公園に静態保存

◆2021年7月3日(土)撮影
C57形蒸気機関車
 国鉄C57形蒸気機関車は、日本国有鉄道(国鉄)の旅客用テンダー式蒸気機関車である。マスコミなどでは「貴婦人(きふじん)」の愛称で紹介されることも多い。鉄道ファン等からは「シゴナナ」と呼ばれている。
 1937(昭和12)年、C55形の63号機として製造が始められた機関車であるが、改良箇所が多岐に及んだため、検討の末に新形式とすることが決定され、C57形蒸気機関車として誕生をしている。 1947年(昭和22年)までの間に201両が量産された。本形式への信頼も高く、C51形に始まるライトパシフィック機の決定版となった。

本機について
 私は、急行列車専門の機関車で、蒸気の力で走ります。名まえはC5746で昭和13年3月18日が、私の誕生日です。
 働いていたところは、東海道本線、北陸本線、関西本線、山陰本線です。その走った距離は、やく303万kmで、ちょうど地球をやく76回まわったことになります。
 私は、34年間の長いつとめを終わって、昭和48年4月19日に福島市児童文化センター(現在地)におちつきました。

私の身長、体重
機関車 炭水車
体重 60.1トン 19.0トン
長さ 13.0m 7.3m
高さ 3.9m 3.1m
車はば 2.7m 2.8m
(現地案内板より)

全体的にかなり良好な保存状態ですが、屋根なしですので、傷みやすいです。

機関室に入ることができます。計器類などよく残されています。

機関室から見た炭水車。上には石炭、下には水が収納されていました。

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