D51 6蒸気機関車
北海道旭川市旧神居古潭駅に静態保存

◆2024年5月4日(土)撮影
D51形蒸気機関車
 D51形蒸気機関車は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が設計製造した、単式2気筒で過熱式のテンダー式蒸気機関車である。主に貨物輸送のために用いられ、太平洋戦争中に大量生産されたこともあって、その所属両数は総数1,115両に達しており、ディーゼル機関車や電気機関車などを含めた日本の機関車1形式の両数では最大を記録した。 「デゴイチ」(「デコイチ」とも)の愛称は有名で、日本の蒸気機関車の代名詞にもなった。

諸データ(D51 101以降の標準型)

全長 19,730mm
全高 3,980mm
軌間 1,067mm
車輪配置 2-8-2(1D1) - ミカド
動輪直径 1400mm
シリンダー(直径×行程) 550mm×660mm
ボイラー圧力 15kg/cm2
 火格子面積 3.27m2
 全伝熱面積 168.8m2
 付熱全面積 221.5m2
 過熱伝熱面積 41.4m2
ボイラー水容量 6.0m3
機関車運転重量 78.37t
動輪軸重(最大) 14.30t
炭水車重量 47.40t
機関車性能:
 動輪周馬力 1,280PS

(以下、現地案内版より)
D51 6 蒸気機関車
 1936年(昭和11年)から1945年(昭和20年)にかけて1115輌と日本で最も多く造られた機関車で「デコイチ」の愛称で親しまれました。D50型機関車を改良近代化したもので、それまでの経験をすべて投入して出来た。

主要諸元
配車機関区:北見
製造所:川崎車輛
製造日:1936年(昭和11年)
車軸配置:1D1
最大長:19,730mm
最大幅:2,900mm
最大高:4,000mm
動輪直径:1,400mm
機関車重量
(運転整備):76.8t
炭水車重量
(運転整備):46.2t
馬力:1,280ps
最大速度:85km/h
水タンク量:20m3
石炭量:10t
総走行距離:2,212,718km

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