D51 762蒸気機関車
青森県八戸市八戸公園こどもの国に静態保存

◆2019年1月2日(水)撮影
D51形蒸気機関車

 D51形蒸気機関車は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が設計製造した、単式2気筒で過熱式のテンダー式蒸気機関車である。主に貨物輸送のために用いられ、太平洋戦争中に大量生産されたこともあって、その所属両数は総数1,115両に達しており、ディーゼル機関車や電気機関車などを含めた日本の機関車1形式の両数では最大を記録した。 「デゴイチ」(「デコイチ」とも)の愛称は有名で、日本の蒸気機関車の代名詞にもなった。

諸データ(D51 101以降の標準型)

全長 19,730mm
全高 3,980mm
軌間 1,067mm
車輪配置 2-8-2(1D1) - ミカド
動輪直径 1400mm
シリンダー(直径×行程) 550mm×660mm
ボイラー圧力 15kg/cm2
 火格子面積 3.27m2
 全伝熱面積 168.8m2
 付熱全面積 221.5m2
 過熱伝熱面積 41.4m2
ボイラー水容量 6.0m3
機関車運転重量 78.37t
動輪軸重(最大) 14.30t
炭水車重量 47.40t
機関車性能:
 動輪周馬力 1,280PS

本車両について
 D51形蒸気機関車は昭和11年に誕生し、主に貨物輸送に用いられ一形式として最も量産された、日本を代表する蒸気機関車である。
 展示されているD51762は昭和17年に製造され、昭和45年5月21日まで29年間主として東北本線を走り続け、その走行距離は1,787,164.2km(地球をおよそ44.5周走り続けたことになります。)
(現地案内板より)

履歴
1942-12-6(12-28?) 川崎重工兵庫工場 製番2727
仙台局配属
1943-1-12配置 盛岡
1943-1-31使用開始
1943-5-13尻内
1958-11-10借入 青森
1959-3-8返却
1960-1-7借入 青森
1960-2-25返却
1963-2-19重油併燃装置取付 土崎工場
1966-10-30青森
1971-9-22借入 盛岡(展示用)
返却
1971-10-1一休指定
1972-5-22廃車 青森

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