新幹線E5・H5系電車「はやぶさ」
グランクラス
(東北新幹線)

◆2019年10月15日(火)撮影
<概要>
 グランクラス (Gran Class) は、東日本旅客鉄道(JR東日本)と北海道旅客鉄道(JR北海道)の東北・北海道新幹線および、東日本旅客鉄道(JR東日本)と西日本旅客鉄道(JR西日本)の上越・北陸新幹線の新幹線車両に連結される特別車両、及び座席の名称。普通車や標準的なグリーン車に比して乗客1人当たりの占有面積が広く、旅客機におけるファーストクラスに相当するサービスを提供する座席となる。
(Wikipediaより)
 鳥取旅行の帰りに初めてグランクラス体験をしました。途中の姫路から東京までは寝台特急「サンライズ出雲」に初乗車という初体験づくしでした。サンライズ出雲ではB寝台シングルを予約して乗車しましたが、過去の体験から揺れと走行音とで車内でぐっすり眠れないかと思い、せめて新幹線では快適に帰ろうとしてグランクラスにしたんですが、結果としてサンライズ出雲では熟睡できましたので問題ありませんでした。
 グランクラスはといえば、平日の朝ということもあり、乗客は私含めて3名ほどでしたので、とても静かでゆったりとしていて快適でした。もう普通の指定席に乗ることができません(笑)。
 軽食サービスとドリンクサービスがありました。朝食をとっていませんでしたので、軽食はありがたかったです。ドリンク類はアルコールとソフトドリンクが選べましたが、降りた後で自動車を運転する必要がありましたので、残念ながらアルコールは頼めませんでした。

東京駅ホームのグランクラス乗降口

新幹線がやってきました。

秋田行きの新幹線「こまち」と連結し、盛岡で切り離しとなります。

グランクラス車内へと入ります。

車内はこのように1列+2列で、2列+2列のグリーン車よりも11列分少なくゆったりしています。ちなみにグランクラスの座席幅は525mmと、グリーン車の475mmより50mm広くなっています。

上にある荷物収納棚は、飛行機のようにカバー付きです。実際見た目と安全性を考慮しているためだと思われます。

座席間隔(シートピッチ)は1,300mmと、グリーン車の1,160mmより140mm広くなっています。

座席の左の肘掛けにはリクライニングの操作盤があり、中央部にはアテンダントの呼び出しボタンがあります。飲み物の注文はこのボタンで行います。

座席の右の肘掛けには読書灯と折りたたみ式のテーブルが格納されています。

サービスメニュー

軽食と飲み物(酒類とソフトドリンク)などが準備されています。

右の肘掛けから折りたたみ式のテーブルを出すことが出来ます。

出発後、軽食と飲み物が配られました。飲み物はアルコールを頼めませんでしたので、黒烏龍茶にしました。

軽食の献立。主に沿線の食材を使用しています。

軽食なのでさほど量はありませんが、朝食としては十分な量です。

次に紅茶とコーヒーを頂きました。紅茶の茶葉はアールグレイ、コーヒーは豆の種類はわからないとのことでしたが、個人的な当てずっぽうですが、どうやらブルーマウンテンをベースとしたブレンドのようでした。両方とも淹れ具合がちょうど良くて美味しかったです。

ちょうど「青森県産りんごのショコラパウンドケーキ」のお菓子がありましたので、紅茶とコーヒーとで頂きました。

トイレはグリーン車との共用でした。

盛岡駅到着。ここで、函館新北斗行きの「はやぶさ」と秋田行きの「こまち」は分離してそれぞれの行き先へと向かいます。

連結部を格納する「こまち」。

TOP旅の記録鉄道車両のページ>新幹線E5・H5系電車「はやぶさ」グランクラス