山岳地帯の急勾配路線用に開発され、1964(昭和39)年から製造された直流電気機関車。当初は難所として知られた奥羽本線の板谷峠越えのために配備され、次第に中央本線などの急勾配路線にも配備された。 1980(昭和55)年に投入された1000番台は国鉄が最後に開発した直流電気機関車で、ラストナンバーの1053は国鉄が最後に製造した直流電気機関車となった。 JR発足後もたくさんのEF64が活躍したが、近年ではEH200形の登場によりその数を減らしつつある。 |
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EF64形電気機関車(2012年6月30日(土)上野駅にて撮影) |
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EF64形電気機関車(2014年12月7日(日)高崎線本庄駅にて撮影) |