HD300形ハイブリッド機関車は、日本貨物鉄道(JR貨物)が2010(平成22)年より製造を開始したハイブリッド機関車である。試作機にあたる901号機が、2012年鉄道友の会ローレル賞を受賞した。 なお、JR貨物の公式名称は「HD300形式ハイブリッド機関車」(試作車(901号機)の開発段階での名称は「ハイブリッド方式入換機関車 HD300形式」で、JR貨物公式HP「鉄道貨物輸送を支える様々な車両の開発」では「ハイブリッド方式入換機関車HD300形式(試作車)」)である。 貨物駅構内の入換作業には、日本国有鉄道(国鉄)から継承されたDE10形ディーゼル機関車を主として複数の機種を使用していたが、経年は40年以上となり既存車両でも老朽化が著しく進行していた。この対策としてこれらの車両を置き換えるために、従来の方式に捕らわれず新たに開発された車両である。開発に当たり近年の環境問題に対しての取り組みとして、排出ガスを削減する新しいシステムによる車両の導入が検討され、ハイブリッド方式を採用した。 「環境に優しいクリーンな機関車」をコンセプトに、DE10形と比較して以下の目標を立てて設計・開発がなされた。
(wikipediaより) |
HD300形ハイブリッド機関車 (2022年8月12日(金) JR中央線八王子駅にて撮影) |
HD300形ハイブリッド機関車 (2022年8月12日(金) JR中央線八王子駅にて撮影) |