キ100形式貨車228号車(キ100形) (掲示板より) このラッセル車(キ100形式228号)は、1948(昭和23)年から1976(昭和51)年にかけて、国鉄北上線(和賀仙人〜相野々)の除雪作業に活躍したものです。 無動力車で、機関車からの圧縮空気で排雪板を両側に1.5〜2m広げて除雪しました。 今では、性能のよい機種に代わり、この機種は使用されていません。 総長 11.39m 総重量 31.1t (Wikipediaより) キ100形は、国鉄(当時は鉄道省)が、国鉄初の単線用鋼製ラッセル除雪車として、1928(昭和3)年から1956(昭和31)年まで製造した車両 で、キ100〜キ293の全194両が存在した。 機関車に押されて走行しながら、くさび形になった前面部で線路上の雪をすくい上げて、左右についた翼状のものではねとばして除雪する。 全国各地の降雪地帯で活躍したが、除雪列車の近代化と経費削減の観点から、より経済的で効率的なラッセル式除雪装置のついたディーゼル車ディーゼル機関 車DD51形・DE15形の増備や排雪モーターカーの普及がなされ、老朽化も相まって次第に姿を消していき、JR北海道の標津線にあった本形式最後の車両 が1989年に標津線廃線に伴って廃車にされ、JRから完全に姿を消した。 (主要諸元) 自重:31.1t 最大長:11.39m 最大高:3.99m 軸数:2軸ボギー台車×2 |