あめつち(キハ40系気動車改造)

<概要>
 あめつちは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が鳥取駅~出雲市駅間で運行する臨時快速列車(観光列車)。
 2018年7月~9月に開催された「山陰デスティネーションキャンペーン」に合わせて運行開始された。
 2017年6月に運行開始して以来、好評を博している「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」に続き、「『瑞風』よりさらに手頃に、身近に感じられつつ山陰を満喫できる列車」として計画・製造された。
 列車愛称の「あめつち」は、山陰地方が舞台の神話が多く収録されている『古事記』の書き出し「天地(あめつち)の初発(はじめ)のとき」に由来する。山陰ディティネーションキャンペーンにおいて当列車は「あめつち ~天地の初発のとき~」とも案内がされる。
 車両の前面・側面に取り付けられるエンブレムは、「太陽」「神々」「白ウサギ」などがモチーフとなっており、製造は島根県出雲市内の企業が行う。
 鳥取駅~出雲市駅間を4時間弱で結ぶ。土曜日・日曜日・月曜日を中心に1日1往復、年間150日程度運行される。平成30年7月豪雨のため、2018年7月7日・8日は運休になった。
 「五感で楽しむ山陰」と称し、景観を楽しむため普通列車の時速95キロメートルを下回る時速80キロメートルに速度を抑える。大山、宍道湖、斐伊川などの見どころや、雄大な日本海を眺められる区間は、時速45キロメートルまで徐行運転を行う他、車内では山陰地方の地産品や地元に因んだ食事、飲み物が提供される。また演出やイベントの企画の際には、地元の協力を得ながら「山陰色」豊かなものとされる。
 『あめつちのテーマ』という音楽曲が制作されており、発車時などに流される。車内では上記のような食事や車窓風景のほか、おみくじが楽しめる。
 全車グリーン車指定席である。
Wikipediaより

キロ47 7006(1号車(元キハ47 192→キハ47 2010)
(2022年10月8日(土) 鳥取駅にて撮影)

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