キハE130系気動車
(JR羽越本線、磐越西線、信越本線、米坂線、久留里線で運用中)

◆2013年6月9日(日)撮影
<概要>
 キハ28・58形などの車両取替に伴い、キハ110形に続く新型気動車として開発された車両である。
 2008(平成20)年11月1日に営業運転を開始し、当初は羽越本線3本、磐越西線・信越本線4本、米坂線4本の計11本の普通列車に充当された。その後、2009(平成21)年3月14日改正でキハ110形と共に米坂線でのキハ40・47・48形・キハ52形・キハ58系の運用を置き換え、これによりキハ52形・キハ58形は定期運用から撤退した。
 JR東日本の気動車としては初のステンレス車体で、キハE130形は朝夕の混雑に対応するため片側3扉、キハE120形は片側2扉とした。またディーゼルエンジンの燃料噴射装置には、高圧電子制御システムを採用した。
 このエンジンは、最適な量の燃料を噴射して燃焼を行うことで、運転時の排煙を低減するとともに低騒音を実現した、次世代の環境に優しい仕様になっている。
 さらに、ディーゼル車情報制御装置(DICS)や電車同様の補機システムを搭載することにより、各機器のメンテナンスも軽減された。

※(参考)E120形、E130形の違い
キハE120形 片側2扉
キハE130形 朝夕の混雑に対応するため片側3扉

JR東日本車両図鑑Wikipediaより)

キハE120形(磐越西線 郡山~新津)
(2013年6月9日 北五泉駅にて撮影)

キハE120形(磐越西線 郡山~新津)
(2013年6月9日 北五泉駅にて撮影)

キハE120形(磐越西線 郡山~新津)
(2013年6月9日 北五泉駅にて撮影)

キハE120形(羽越本線 新津~秋田)
(2015年3月22日 西袋駅にて撮影)
キハ110系との併結運用。

キハE120形(米坂線 米沢~坂町)
(2015年6月21日 米沢駅にて撮影)

キハE120形(米坂線 米沢~坂町)
(2016年11月18日 中郡駅にて撮影)

キハE130系100番台(久留里線 木更津~上総亀山)
(2016年12月31日 木更津駅にて撮影)

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