◆敵見ヶ森(かたきみがもり)(岩手県盛岡市)◆

◆2010年9月10日(金)撮影
 安倍館遺跡(厨川城跡)(嫗戸柵有力地)と天昌寺(厨川柵擬定地)の中間に位置し、前九年の役では安倍軍がここに櫓を組んで見張ったと伝えられ、戦闘の終盤、女性に絹の衣服を着せて、この高いところで歌い踊らせ、敵を挑発したり味方を励ませたとの逸話も残される。
 現在では樹齢1,000年と言われるケヤキの古木(盛岡市の保存樹木に指定)と狐森稲荷神社がある。
 ちなみに、ここは現在「前九年三丁目」で、近くにあるバス停は「前九年二丁目」となっているが、昔は「狐森」という地名だったそうです。

樹齢1,000年とも言われるケヤキの巨木が素晴らしい。

敵見ヶ森の案内板

隣にあった「敵見ヶ森 稲荷神社」の石碑

稲荷神社の鳥居

稲荷神社の社殿

社殿よりの眺め。建物がなければ広範囲を眺めることが出来そう。
所在地:岩手県盛岡市前九年三丁目

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