岩手軽便鉄道時代の痕跡
陸中大橋駅付近と釜石鉱山跡

◆2010年6月12日(土)、2014年9月23日(火)撮影

国土地理院1/25,000地形図より

駅前に展示されている鉄鉱石

駅前に展示されている白色石灰石

釜石街道仙岩峠釜石側口

釜石街道仙岩峠釜石側口に建つ碑
釜石鉱山
(2014年9月23日(火)撮影)
北上山地の沿岸部に位置しており、明治時代の開坑から現在まで150年余の歴史を持つ。主要の鉄以外に金・銀・銅・鉛・亜鉛なども産出した。この鉱山の存在によって、釜石市には現在でも新日本製鐵釜石製鐵所などの企業が数多く立地する。 1993(平成5)年に大規模な鉄鉱石の採掘は終了しているが、その良質な鉄鉱石は研究などの用途で現在も年間100トン程度の採掘がおこなわれている。また、地下350mから湧き出る鉱泉水を利用したミネラル・ウォーターの販売が行われているほか、広大な地下空洞では地質調査、地震計設置などの学術研究支援や空洞を利用したコンサートホールなどの利用がある。

釜石鉱山外観図(現地案内板より)

釜石鉱業所購買会跡

現地案内板

右が釜石鉱業所購買会跡で、左の高台が釜石鉱山鉄道線大橋駅跡。

かつての釜石鉱山鉄道線大橋駅跡へ繋がる階段。

釜石鉱山鉄道線大橋駅跡へ繋がるもう一つの出入り口。トンネルになっています。

内部は朽ちることなく案外きれいでした。

階段を上ると出口に出ます。

先ほど昇ったトンネルの出入り口。

現在は空き地になっていますが、数年前まで「明道館」という集会所があったそうです。

かつての貨車基地でしょうか?

釜石鉱業所付属病院跡

釜石鉱業所付属病院跡(現地案内板)

大橋社宅跡

大橋社宅跡(現地案内板)

釜石鉱業所病院跡

釜石鉱業所病院跡(現地案内板)

釜石鉱山選鉱場跡(1)
ここをまっすぐ進むと鉱山事務所があったそうです。

釜石鉱山選鉱場跡(2)

釜石鉱山選鉱場跡(3)
かつては建屋があったが、解体撤去され、土台のコンクリートだけが残されています。

駅前にあった釜石鉱山の境界標(?)と思われる石杭。

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