北上川に架かる釜石線の橋梁(北上川橋梁)の隣に岩手軽便鉄道時代の橋台が残されています。岩手軽便鉄道が国有化された後の1943(昭和18)年、軌間を軽便鉄道規格の762mmから国鉄標準の1067mmへの改軌が実施されたころに架け替えられたと思われます。 | |
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橋梁への接近は細くて入り組んだ農作業道を使ってなので、迷います。まず目印になるのがこの我生踏切。踏切を渡って左方向に曲がれば橋梁ですが、道路状況が良くないので途中で自動車を降りて徒歩での移動が賢明です。 |
こちらが現在の北上川橋梁。 |
そのすぐ隣に石積みの橋台が見えます。これが岩手軽便鉄道時代のものです。 |
手前が岩手軽便鉄道時代のもの、奥が現在の釜石線の橋梁。 |
北上川鉄橋絵はがき(盛岡田口商店発行) |