(上り)鹿妻駅矢本駅→(下り)東矢本駅
JR仙石線
矢本駅
(Yamoto)

◆2013年9月14日(土)撮影
開業:1928(昭和3)年11月22日

所在地:宮城県東松島市矢本字河戸271


キロ程:41.4km→40.2km(あおば通起点)
駅名由来
天平宝宇三年(七五九)、大和朝廷は、陸奥国の辺境防備のための連絡施設として「嶺本駅」をこの地に設置しました。「嶺本」はネモト、ヤマモトと読み、山の麓、山の下という意味で、これがヤモト(矢本)に転訛したのだと考えられています。嶺本駅は、現在の滝山自然公園の麓にある願成寺付近にあったということです。
伝説では、文治五年(一一八九)、平泉藤原氏滅亡の時、義経が飼育していた鷹八羽が飛んできて、大きな槻木に止まったことから「八居(やもと)」と呼ばれるようになったともいわれています。やがて「八居は「谷本」になり、寛文年間(一六六一~七一)に「矢本」と改められました。また、アイヌ語で“栗がたくさん採れる場所”すなわち食料豊富で安楽な地という意味の「ヤムエト」が語源ともいわれています。
この地名の由来を受けて、昭和三年(一九二八)十一月二十二日、宮城電気鉄道(現在の仙石線)の矢本駅が開業しました。(現地案内板より)


その他
航空自衛隊松島基地へ専用線が分岐していた。貨物列車が走っていた名残から、ほかの仙石線の駅と比べて副本線が長い。

※参考、引用サイト:Wikipedia
震災後の状況
  • 2011(平成23)年3月11日 東北地方太平洋沖地震とそれに伴う大津波の影響により全線で不通となる。
  • 2011(平成23)年7月16日 当駅~石巻駅間で運転再開。当駅を出入口とするスタフ閉塞式を施行するため、運転要員を配置(当務駅長=運転担当社員1名および日勤の窓口担当社員1名の出面)。2番線のみ使用再開(のちに1番線も使用再開)。
  • 2012(平成24)年3月17日 当駅~陸前小野駅間で運転再開。これに伴い陸前小野駅~石巻駅間を一閉塞とし、石巻駅を起点とするスタフ閉塞式となったことから、当駅での閉塞扱いはなくなる。ただし当駅の前後に踏切があり、当駅折り返しと陸前小野駅までの列車では取り扱いが異なることから、引き続き運転担当社員の配置を継続。交換設備使用停止。
  • 2012(平成24)年11月下旬 陸前小野駅~陸前山下駅間の自動閉塞式(特殊)の使用を再開。当駅の交換設備も再び使用できるようになる。運転担当社員の配置は終了。

駅名標

駅舎(待合所)

上り(あおば通方面)

下り(石巻方面)

駅前(1)

駅前(2)

駅舎(待合所)内(1)

駅舎(待合所)内(2)

駅名由来板

陸前小野駅~高城町駅が不通となっているため、松島海岸駅~矢本駅間では代行バスが運行されている。

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