南酒々井~榎戸間にあるアーチ橋。 総武鉄道(現在のJR総武本線)の開通にともない1897(明治30)に建設されたもの。翼壁の天端には軒蛇腹がみられ、アーチ部は煉瓦4枚巻きになっている。径間3.66mで、車両の高さ制限2.1mとなっている。第一アーチ橋の約50m南を流れる南部川にも同様の煉瓦造りアーチ橋(上勝田第二号橋梁)が架けられている。 |
西側からの遠景。右にアーチ橋が見えます。 |
さらに近づくと「この先高さ規制あり」の道路表示が。またこの道路が「農道上勝田線」であることがわかります。 |
アーチ橋西側 |
傍らにある案内板。 |
天井にはあちこちに車両が擦ったと思われるたくさんの傷が見えました。 案内板で「アーチ部は煉瓦4枚巻き」と記されていましたが、4枚巻=4層になっているのがわかります。また写真上部の天辺には段々状になっているとことがありますが、これが「軒蛇腹」です。 |
内部にも無数の傷がありますが、さすが約120年の歴史を感じさせます。 |
こちらは煉瓦の剥離部分がコンクリートで補強されています。 |
反対の東側から撮影。 |
こちらにも大きな傷跡が。 |
ちょうど電車が通っていきましたが、完全な逆光できれいに撮影出来ず。。。 |