開業:1914(大正3)年9月10日 所在地:千葉県印旛郡酒々井町馬橋569 キロ程:59.3km(東京起点) |
駅名由来 今は昔、この地に孝行息子が住んでいた。家は貧しく父母は年老いていたが息子は良く両親に尽くしていた。その父親は酒好きであったので、息子は毎日働いて銭を稼いでは父親に酒を買って帰っていた。息子は父親の満足そうでうれしそうな顔を見るのが一番の楽しみだった。だが酒を買う銭を稼ぐのは苦労なことだった。 この地には古い井戸があった。その日、息子は酒を買う銭がつくれず、このまま帰れば父親の楽しみを無くしてしまう、こんな親不孝はない、どうしようかと思案しながら家路を歩いていた。そのとき、あの井戸から酒の香りが「ぷうん」としてきた。息子は不思議に思いながら井戸の水を汲んでなめてみると、それは上質の酒だった。息子は喜び、急ぎ家に帰って父親に飲ませた。これより先、息子は無理に銭をつくらなくても、井戸から酒を汲んで飲ませるようになったという。この話しが近隣に広まると「孝行息子の真心が天に通じたに違いない」ということになった。後にこの井戸を「酒の井」と呼び、村も「酒々井」と呼ぶようになったという。 『印旛郡誌』 大正二(1913)年現代語訳 (酒々井町教育委員会HPより) その他 ※参考、引用サイト:Wikipedia |
駅名標 |
駅舎(待合所) |
上り(千葉方面) |
下り(銚子方面) |
駅前(1) |
駅前(2) |
駅舎(待合所)内(1) |
駅舎(待合所)内(2) |
南酒々井~榎戸間にある上勝田第一アーチ橋。 総武鉄道(現在のJR総武本線)の開通にともない1897(明治30)に建設されたもの。 径間3.66mで、高さ制限2.1mとなっている。 |