開業:1903(明治36)年9月3日 所在地:北海道名寄市東1条南6丁目1番1号 キロ程:76.2km(旭川起点) |
駅名由来 アイヌ語の「川・の所・の口」を表す「ナイオロプトゥ(nay-or-putu)」に由来する。 その他 かつては名寄本線(1989(平成元)年5月1日廃止)、深名線(1995(平成7)年9月4日廃止)が伸びていた。 ※参考、引用サイト:Wikipedia |
駅名標(1) 駅名標(2) |
駅舎(待合所) 現在の駅舎は1927(昭和2)年の2代目。 |
上り(旭川方面) |
下り(稚内方面) |
駅前(1) |
駅前(2) |
駅舎(待合所)内(1) |
駅舎(待合所)内(2) |
名所案内板 |
駅構内に隣接して小規模なコンテナ基地がありました。 |
広い構内ですが、かつては名寄本線と深名線が乗り入れるターミナル駅として、また蒸気機関車時代には多数の蒸気機関車が常駐する名寄機関区が置かれる一大拠点でした。 |
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写真左に伸びる線路は、かつて1989年に廃止された名寄本線のあとです。 |
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名寄駅の跨線橋やホーム上屋には古レールが使われています。残念ながらホーム上屋はペンキが厚塗りされて刻印が見えませんでしたが、跨線橋の方はかろうじて刻印が読めました。 「CAMMEL S STEEL.W.1896.H.R SEC537」 の刻印が確認出来、北海道官設鉄道発注の1896年製のイギリスのUSスチチャーリーズ=キャンメル社で製造された古レールとわかります。 |
名寄駅の新旧駅看板。 |
駅から離れた場所にある名寄本線の路線跡には現在、豪雪地帯で活躍した除雪車「キマロキ」編成が静態保存されています。ちなみに全国でここにしか無い貴重なものです。 キ:機関車=編成全体を牽引する役割 マ:マックレー車=線路沿いの雪壁を崩して、線路上にかき集める役割 ロ:ロータリー車=線路上にかき集められた雪を遠方へ吹き飛ばす役割 キ:機関車=後方で編成全体を押す役割 の略字をくっつけた名称で、それぞれが役割を果たしていました。 通常の線路の除雪はラッセル車で雪を線路の両脇に避けますが、次第に両脇の雪が壁となり、ラッセル車での除雪が限界になったときこのキマロキ編成が活躍しました。主に豪雪地帯である北海道・東北・北陸地方で運用され、当時の脆弱だった道路事情の日本において鉄道は貴重な存在で、物流と近隣住民の生活の足を支えました。 |
駅スタンプ |