(上り)滝川駅深沢信号場(廃止)→(下り)江部乙駅
JR函館本線
深沢信号場(廃止)
(Fukazawa)

◆2024年5月4日(土)撮影
開業:1961(昭和36)年10月1日
廃止:1966(昭和41)年9月27日

所在地:北海道滝川市滝ノ川西5丁目

キロ程:374.1km(函館起点)
駅名由来

その他

※参考、引用サイト:Wikipedia
(ちょっとした疑問)
本信号場のキロ程が374.1km(函館起点)となっていますが、Wikipediaによれば、

行違い2線式。構内の滝川側、江部乙側ともに分岐器手前をそれぞれ滝の川西5丁目通り、同6丁目通りの踏切(1984年11月にみずほ地下道としてアンダーパス化)が横切っていた。

となっていますが、後述する函館方面の滝の川西5丁目通りの踏切「滝川5丁目踏切」のキロ程が374K422Mであるので、この踏切よりさらに函館方面にずれることになります。この時代は線形改良のための新線切替など行っているので、現在のキロ程と変わった可能性も考えましたが、手元にあるもっとも古い1968年10月の時刻表を見ても、キロ程は現在のものと変わらないので、謎は深まります。
国土地理院の空中写真で開設期間のものを見ても信号場自体の判別は難しく、確認はできませんでした。
いずれにしても、開設期間が1961(昭和36)年~1966(昭和41)年の短期間であることから、施設自体が簡素なつくりであることが考えられ、同時進行で進められていた複線化工事によって痕跡が残らなかったと考えられます。

上り(函館方面)
Wikipediaで示された信号場跡は線路が割堀で一段低いところにあるので、信号場施設を置くこと自体難しかったのではと思います。

下り(旭川方面)

駅前(1)

駅前(2)

函館方面の滝の川西5丁目通りの踏切「滝川5丁目踏切」

キロ程が「374K422M」となっています。

踏切から見た上り(函館方面)
信号場のキロ程が374.1kmなので、普通に考えるとこの先300m程先に信号場があったことになります。線路の両側は平坦地となっているので、立地的にも信号場設備を置くのに最適だったかなと思われます。
ちなみにキロ程から推定される信号場跡と思われる地点は現在、住宅地となっています。

踏切から見た下り(旭川方面)
こちらも両側ともに平坦地となっています。

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