開業:1963(昭和38)年4月20日 廃止:1993(平成5)年2月1日 所在地:福島県双葉郡富岡町 キロ程:290.0km(日暮里起点) |
駅名由来 その他 ※参考、引用サイト:Wikipedia |
上り(日暮里方面) かつてあった信号場建物は撤去されていました。 |
下り(岩沼方面) |
信号場への道は少々複雑ですが、まずは国道6号から外れ、その後はGoogleマップなどを使うとわかりやすいです。このように舗装道路より分岐する未舗装の作業用道路を進みます。自動車でも行けるかなと思いますが、用心のため自動車から降りて歩いて接近することにします。 |
200m程歩くと写真左に作業用道路、写真右に川子トンネルと常磐線の線路が見えます。ちなみに左の作業用道路がかつての信号場の線路跡(待避線?)で、さらに古くは常磐線の旧線となります。北側(下り(岩沼方面))へ進んでみます。 |
そうするとトンネルが見えます。これが旧川子隧道です。 1898(明治31)年の開業時から使用され、1967(昭和42)年の電化に伴い、旧来の隧道だと架線スペースが確保できないことから新たにトンネルを掘削して切替え、廃止されています。ちなみにこのような新旧切替トンネルはこの周辺でも何カ所もあります。ちなみに高平信号場は電化前の1963(昭和38)年に設置されていて、類型としては「単線区間において、列車の行違い(交換)のために設けられるもの。」に分類されますので、列車本数(特に特急列車)増大に対応したものと考えられます。 |
こちらが南側(上り(日暮里方面))です。 |
隧道内部を進ます。内部は崩落箇所も無く、路盤も砂利道ながら自動車が通れるほどで状態はかなり良いです。おそらく現在使用されている川子トンネルの保守用として整備・使用されているためと思われます。 こちらが北側(下り(岩沼方面))です。隧道の崩落防止のためか古レールで補強されています。 |
こちらが現在使用されている川子トンネル。 |