◆JR常磐線(東京都・千葉県・茨城県・福島県・宮城県)◆

◆2013年12月31日(火)、2014年12月31日(水)、2015年2月7日(土)、2月8日(日)、8月14日(金)、2016年2月6日(土)、2016年8月11日(木)、2017年1月28日(土)、2017年9月17日(日)、2019年1月26日(土)、1月27日(日)、2020年9月19日(土)撮影
(概要)
 常磐線(じょうばんせん)は、東京都荒川区の日暮里駅から千葉県北西部、茨城県、福島県の太平洋側を経由して宮城県岩沼市の岩沼駅までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(幹線)である。 列車運行上の常磐線は、東北本線区間の上野駅〜日暮里駅および岩沼駅〜仙台駅間を含めた、東京都台東区の上野駅から宮城県仙台市青葉区の仙台駅までである。
 また、運転系統上の「常磐線」は、中距離列車や特急列車などの列車系統のみを指し、取手駅以南の複々線区間を運転する電車系統の快速電車・各駅停車とは区別される。
 2011年に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)による被害と、それに起因した福島第一原子力発電所事故による帰還困難区域(事故発生当初は警戒区域)設定のため、広野駅〜原ノ町駅間および相馬駅〜浜吉田駅間が運休となっている。

(歴史)
 最初の開業区間は水戸線とひとつながりの区間であるが、実質的な常磐線としての建設は、常磐炭田から産出される石炭の輸送を目的としていた。このため、現在の山手線を経由して東海道本線に抜けられるように田端駅が起点とされた。上野駅への乗り入れは後から行われたため、三河島駅から日暮里駅まで不自然な急カーブを描く線形となっている。効率的な石炭輸送をはかるために、明治時代から複線化工事が開始された。このように、明治政府成立から福島第一原子力発電所事故に至るまで、即ち「石炭」の時代から「核」の時代に至るまで、常磐線沿線は「エネルギー源地帯」になって来たことも特徴的である。
 岩沼駅までの全通後は東北本線のバイパスとして機能した。関東地方と東北地方を結ぶ鉄道路線の中でも海岸沿いを走るため線路が東北本線に比べて平坦である点が蒸気機関車牽引の列車にとって最大の利点であったこと、平駅(現在のいわき駅)までの複線化も早期に行われたこと、さらに、奥羽本線への直通列車設定も必要だった東北本線に比べ、ターゲットを上野と仙台以北との往来に絞れたことから、仙台駅以北に直通する旅客列車が常磐線を経由して走るようになり、1920年に経路特定区間制度が設定された時、日暮里〜岩沼間が最初の設定区間の一つに指定されている。1958(昭和33)年に東京以北で初の特急列車として登場した「はつかり」も、当初は常磐線経由で設定された。
 東北本線の電化・複線化が進むにつれ、まず「はつかり」など昼行の長距離優等列車から東北本線経由への整理統合が進んだが、東北本線が通勤時間帯に混雑することや奥羽本線への直通夜行列車が多数設定されたことから仙台駅以北に直通する夜行寝台列車はなお常磐線経由が主力であった。しかし、東北新幹線の開業以後は常磐線から仙台駅以北に直通する旅客列車が大幅に減り、東北本線のバイパスとしての存在意義が失われたことから、長らく設定されていた日暮里〜岩沼間の経路特定区間制度は2001年に廃止された。

ゼロキロポスト(日暮里駅4番線ホーム端
(2013年12月31日(火)撮影)

日暮里駅北側にある跨線橋より撮影。左から山手線、東北新幹線の高架、東北本線、京浜東北線、常磐線、京成本線となる。(2016年12月29日(木)撮影)

左の写真を望遠撮影。
中央の4本の線路は東北本線(左側)、京浜東北線(右側)、右にそれる2本は常磐線。(2016年12月29日(木)撮影)

我孫子駅の岩沼方面にある常磐線(左)と成田線(右の高架)の分岐点。
(2017年12月28日(木)撮影)

我孫子駅の岩沼方面にある成田線(左の高架)と常磐線(右)の分岐点。
(2017年12月28日(木)撮影)

友部駅の上野側ホーム上より撮影した常磐線と水戸線の分岐点。左にそれる線路が常磐線で、右にそれる線路が水戸線。
(2014年12月31日(水)撮影)

常磐線と水郡線の分岐点。左が水郡線、右が常磐線。
(2016年8月11日(木)水戸駅ホーム上より撮影)

JR常磐線(左)と大洗鹿島線(右)との分岐点(1)
(2020年6月21日(日)水戸〜勝田間撮影)

JR常磐線(左)と大洗鹿島線(右の鉄橋)との分岐点(2)
(2020年6月21日(日)水戸〜勝田間撮影)

市毛街道踏切「120K716M」より撮影したひたちなか海浜鉄道湊線(左)とJR常磐線(右)との分岐点
(2024年6月23日(日)水戸〜勝田間撮影)

常磐線と磐越東線の分岐点。
左2本の線路が常磐線で、右の線路が磐越東線。
(2016年6月11日(土)いわき駅近くの古鍜冶町踏切にて撮影)

岩沼駅の上野側にある若井座踏切から撮影した常磐線と東北本線の分岐点。
左にそれる1本が常磐線で、中央と右の2本が東北本線。
(2015年2月7日(土)撮影)
駅名 駅間
営業
キロ
日暮里
からの
営業
キロ
所在地 開業日
(漢字表記) (よみ)




上野駅 うえの - 2.2

台東区 1883(明治16)年7月28日
※東北本線の駅として
日暮里駅 にっぽり 2.2 0.0 荒川区 1905(明治38)年4月1日
※東北本線の駅として
三河島駅 みかわしま 1.2 1.2 1905(明治38)年4月1日
南千住駅 みなみせんじゅ 2.2 3.4 1896(明治29)年12月25日
北千住駅 きたせんじゅ 1.8 5.2 足立区 1896(明治29)年12月25日
(綾瀬駅) あやせ - 7.7 1943(昭和18)年4月1日
(亀有駅) かめあり - 9.9 葛飾区 1897(明治30)年5月17日
(金町駅) かなまち - 11.8 1897(明治30)年12月27日
松戸駅 まつど 10.5 15.7

松戸市 1896(明治29)年12月25日
(北松戸駅) きたまつど - 17.8 1952(昭和27)年5月1日
(馬橋駅) まばし - 19.1 1898(明治31)年8月6日
(新松戸駅) しんまつど - 20.7 1973(昭和48)年4月1日
(北小金駅) きたこがね - 22.0 1911(明治44)年5月1日
(南柏駅) みなみかしわ - 24.5 柏市 1953(昭和28)年10月1日
柏駅 かしわ 11.2 26.9 1896(明治29)年12月25日
(北柏駅) きたかしわ - 29.2 1970(昭和45)年4月10日
我孫子駅 あびこ 4.4 31.3 我孫子市 1896(明治29)年12月25日
天王台駅 てんのうだい 2.7 34.0 1971(昭和46)年4月20日
取手駅 とりで 3.4 37.4

取手市 1896(明治29)年12月25日




藤代駅 ふじしろ 6.0 43.4 1896(明治29)年12月25日
佐貫駅 さぬき 2.1 45.5 龍ケ崎市 1900(明治33)年8月14日
牛久駅 うしく 5.1 50.6 牛久市 1896(明治29)年12月25日
ひたち野うしく駅 ひたちのうしく 3.9 54.5 1998(平成10)年3月14日
荒川沖駅 あらかわおき 2.7 57.2 土浦市 1896(明治29)年12月25日
土浦駅 つちうら 6.6 63.8 1895(明治28)年11月4日
神立駅 かんだつ 6.1 69.9 1895(明治28)年11月4日
高浜駅 たかはま 6.5 76.4 石岡市 1895(明治28)年11月4日
石岡駅 いしおか 3.6 80.0 1895(明治28)年11月4日
羽鳥駅 はとり 6.5 86.5 小美玉市 1895(明治28)年12月1日
岩間駅 いわま 5.4 91.9 笠間市 1895(明治28)年11月4日
友部駅 ともべ 6.9 98.8 1895(明治28)年7月1日
内原駅 うちはら 4.7 103.5 水戸市 1889(明治22)年1月16日
赤塚駅 あかつか 5.8 109.3 1894(明治27)年1月4日
(臨)偕楽園駅 かいらくえん - 1925(大正14)年2月2日
水戸駅 みと 6.0 115.3 1889(明治22)年1月16日
勝田駅 かつた 5.8 121.1 ひたちなか市 1909(明治42)年12月16日
佐和駅 さわ 4.2 125.3 1897(明治30)年2月25日
東海駅 とうかい 4.7 130.0 那珂郡
東海村
1898(明治31)年4月1日
大甕駅 おおみか 7.4 137.4 日立市 1897(明治30)年2月25日
常陸多賀駅 ひたちたが 4.6 142.0 1897(明治30)年2月25日
日立駅 ひたち 4.9 146.9 1897(明治30)年2月25日
小木津駅 おぎつ 5.5 152.4 1897(明治30)年2月25日
十王駅 じゅうおう 4.2 156.6 1897(明治30)年2月25日
高萩駅 たかはぎ 5.9 162.5 高萩市 1897(明治30)年2月25日
南中郷駅 みなみなかごう 4.5 167.0 北茨城市 1910(明治43)年2月1日
磯原駅 いそはら 4.6 171.6 1897(明治30)年2月25日
大津港駅 おおつこう 7.1 178.7 1897(明治30)年2月25日
勿来駅 なこそ 4.5 183.2

いわき市 1897(明治30)年2月25日
植田駅 うえだ 4.6 187.8 1897(明治30)年2月25日
泉駅 いずみ 7.2 195.0 1897(明治30)年2月25日
湯本駅 ゆもと 6.5 201.5 1897(明治30)年2月25日
内郷駅 うちごう 3.5 205.0 1897(明治30)年2月25日
いわき貨物駅(廃止) いわきかもつ ? ? 1972(昭和47)年10月1日
廃止:1985(昭和60)年3月14日
いわき駅 いわき 4.4 209.4 1897(明治30)年2月25日
草野駅 くさの 5.4 214.8 1897(明治30)年8月29日
四ツ倉駅 よつくら 4.4 219.2 1897(明治30)年8月29日
久ノ浜駅 ひさのはま 4.8 224.0 1897(明治30)年8月29日
末続駅 すえつぎ 3.6 227.6 1947(昭和22)年6月1日
広野駅 ひろの 4.8 232.4 双葉郡
広野町
1898(明治31)年8月23日
Jヴィレッジ駅 じぇいびれっじ 3.5 235.9 双葉郡
楢葉町
2019(平成31)年4月20日
木戸駅 きど 1.9 237.8 1898(明治31)年8月23日
竜田駅 たつた 3.1 240.9 1909(明治42)年3月25日
金山信号場(廃止) かねやま - 244.7 双葉郡
富岡町
1960(昭和35)年10月1日
廃止:1993(平成5)年2月10日
富岡駅 とみおか 6.9 247.8 1898(明治31)年8月23日
夜ノ森駅 よのもり 5.2 253.0 1921(大正10)年3月15日
大野駅 おおの 4.9 257.9 双葉郡
大熊町
1904(明治37)年11月22日
双葉駅 ふたば 5.8 263.7 双葉郡
双葉町
1898(明治31)年8月23日
浪江駅 なみえ 4.9 268.6 双葉郡
浪江町
1898(明治31)年8月23日
桃内駅 ももうち 4.9 273.5 南相馬市 1948(昭和23)年8月10日
小高駅 おだか 4.0 277.5 1898(明治31)年5月11日
磐城太田駅 いわきおおた 4.9 282.4 1898(明治31)年5月11日
原ノ町駅 はらのまち 4.5 286.9 1898(明治31)年4月3日
高平信号場(廃止) たかひら - 290.0 1963(昭和38)年4月20日
廃止:1993(平成5)年2月1日
鹿島駅 かしま 7.5 294.4 1898(明治31)年4月3日
日立木駅 にったき 6.7 301.1 1922(大正11)年8月15日
相馬駅 そうま 5.9 307.0 1897(明治30)年11月10日
駒ヶ嶺駅 こまがみね 4.4 311.4 相馬郡
新地町
1952(昭和27)年7月10日
新地駅
移転前
移転後
しんち 4.4 315.8 1897(明治30)年11月10日
坂元駅
移転前
移転後
さかもと 5.4 321.2

亘理郡
山元町
1897(明治30)年11月10日
山下駅
移転前
移転後
やました 4.5 325.7 1949(昭和24)年5月10日
浜吉田駅 はまよしだ 3.9 329.6 亘理郡
亘理町
1897(明治30)年11月10日
亘理駅 わたり 5.0 334.6 1897(明治30)年11月10日
逢隈駅 おおくま 3.2 337.8 1988(昭和63)年8月2日
岩沼駅 いわぬま 5.3 343.1 岩沼市 1887(明治29)年12月15日
※東北本線の駅として

年表
水戸鉄道・日本鉄道
1889(明治22)年1月16日 水戸鉄道 水戸〜小山間開業。現在の常磐線にあたる区間に水戸駅、内原駅開業。
1890(明治23)年11月26日 水戸鉄道 貨物支線 水戸〜那珂川間開業。那珂川貨物取扱所(後の那珂川駅)開業。
1892(明治25)年3月1日 水戸鉄道全線を日本鉄道に譲渡。水戸線となる。
1894(明治27)年1月4日 水戸線 赤塚駅開業。
1895(明治28)年7月1日 水戸線 友部駅開業。
1895(明治28)年11月4日 日本鉄道 土浦線 土浦〜友部間開業。土浦駅、神立駅、高浜駅、石岡駅、岩間駅開業。
1895(明治28)年12月1日 土浦線 羽鳥駅開業。
1896(明治29)年12月25日 土浦線 田端〜土浦間、隅田川線 田端〜隅田川間開業。南千住駅、北千住駅、松戸駅、柏駅、我孫子駅、取手駅、藤代駅、牛久駅、荒川沖駅、隅田川駅開業。
1897(明治30)年2月25日 磐城線 水戸〜平間開業。佐和駅、大甕駅、下孫駅(現在の常陸多賀駅)、助川駅(現在の日立駅)、川尻駅(現在の十王駅)、高萩駅、磯原駅、関本駅(現在の大津港駅)、勿来駅、植田駅、泉駅、湯本駅、綴駅(現在の内郷駅)、平駅(現在のいわき駅)開業。
1897(明治30)年5月17日 土浦線 亀有駅開業。
1897(明治30)年8月29日 磐城線 平〜久ノ浜間開業。草野駅、四ツ倉駅、久ノ浜駅開業。
1897(明治30)年11月10日 磐城線 中村〜岩沼間開業。中村駅(現在の相馬駅)、新地駅、坂元駅、吉田駅(現在の浜吉田駅)、亘理駅開業。
1897(明治30)年12月27日 土浦線 金町駅開業。
1898(明治31)年1月 北千住〜隅田川間開業。
1898(明治31)年4月1日 石神駅(現在の東海駅)開業。
1898(明治31)年4月3日 磐城線 原ノ町〜中村間開業。原ノ町駅、鹿島駅開業。
1898(明治31)年5月11日 磐城線 小高〜原ノ町間開業。小高駅、高駅(現在の磐城太田駅)開業。
1898(明治31)年8月6日 土浦線 馬橋駅開業。
1898(明治31)年8月23日 磐城線 久ノ浜〜小高間開業。田端〜岩沼間全通。広野駅、木戸駅、富岡駅、長塚駅(現在の双葉駅)、浪江駅開業。
1898(明治31)年12月1日 高駅を磐城太田駅に改称。
1900(明治33)年8月14日 佐貫駅開業。
1901(明治34)年8月8日 土浦線・水戸線友部〜水戸間および貨物支線・磐城線・隅田川線を統合し海岸線と改称。
1904(明治37)年11月22日 大野駅開業。
1905(明治38)年4月1日 三河島〜日暮里間が開通し、現在のルートが完成。日暮里駅、三河島駅開業。上野発着列車の田端駅でのスイッチバック運転解消。
国有鉄道
1906(明治39)年11月1日 日本鉄道国有化。那珂川貨物取扱所を那珂川駅に変更。
1909(明治42)年3月25日 竜田駅、貨物駅として開業。
1909(明治42)年4月25日 竜田駅旅客営業開始。
1909(明治42)年10月12日 国有鉄道線路名称制定。「常磐線〔東北線の部〕日暮里〜岩沼間及び貨物支線」、「隅田川線〔東北線の部〕田端〜隅田川間」。
1910(明治43)年2月16日 南中郷駅開業。
1910(明治43)年3月18日 勝田駅、小木津駅開業。
1910(明治43)年12月29日 三河島〜北千住間、松戸〜馬橋間複線化。
1911(明治44)年月日不明 北千住〜亀有間複線化。
1911(明治44)年5月1日 北小金駅開業。
1911(明治44)年5月5日 隅田川線を編入。
1912(明治45)年5月10日 北小金〜我孫子間複線化。
1913(大正2)年4月19日 金町〜松戸間複線化。
1913(大正2)年5月 馬橋〜北小金間複線化。
1913(大正2)年11月1日 亀有〜金町間複線化。
1915(大正4)年5月1日 勝田〜佐和間複線化。
1915(大正4)年6月1日 吉田駅を浜吉田駅に改称。
1916(大正5)年11月 下孫〜助川間複線化。
1917(大正6)年4月1日 石神〜大甕間複線化。
1917(大正6)年10月1日 川尻〜高萩間複線化。
1918(大正7)年5月25日 助川〜小木津間複線化。
1918(大正7)年9月15日 小木津〜川尻間複線化。
1919(大正8)年11月20日 佐和〜石神間複線化。
1920(大正9)年3月31日 大甕〜下孫間複線化。
1920(大正9)年8月16日 高萩〜南中郷間複線化。
1920(大正9)年10月16日 南中郷〜磯原間複線化。
1921(大正10)年3月1日 水戸〜下那珂川信号所間複線化。
1921(大正10)年3月15日 夜ノ森駅開業。
1921(大正10)年8月25日 磯原〜関本間複線化。
1921(大正10)年11月5日 関本〜勿来間複線化。
1922(大正11)年4月1日 信号所を信号場に改称。
1922(大正11)年8月15日 日立木駅開業。
1922(大正11)年8月25日 岩間〜友部間複線化。
1922(大正11)年9月21日 荒川沖〜東信号場間複線化。
1922(大正11)年10月1日 羽鳥〜岩間間複線化。
1922(大正11)年10月20日 植田〜泉間複線化。
1922(大正11)年11月6日 東信号場〜土浦間複線化。
1922(大正11)年11月11日 石岡〜羽鳥間複線化。
1922(大正11)年12月1日 牛久〜荒川沖間複線化。
1922(大正11)年12月13日 泉〜湯本間複線化。
1922(大正11)年12月15日 高浜〜石岡間複線化。
1923(大正12)年2月1日 佐貫〜牛久間複線化。
1923(大正12)年4月15日 我孫子〜取手間複線化。
1923(大正12)年6月9日 神立〜高浜間複線化。
1923(大正12)年6月25日 取手〜藤代間複線化。
1923(大正12)年6月30日 下那珂川信号場〜勝田間複線化。
1923(大正12)年8月20日 土浦〜神立間複線化。
1924(大正13)年6月20日 勿来〜植田間複線化。
1925(大正14)年2月2日 (仮)公園下駅(現在の(臨)偕楽園駅)開業。偕楽園観梅時期のみ営業。
1925(大正14)年10月28日 藤代〜佐貫間複線化、日暮里〜平間複線化完成。
1936(昭和11)年12月11日 日暮里〜松戸間直流電化。
1939(昭和14)年10月1日 下孫駅を常陸多賀駅に改称。
1939(昭和14)年10月20日 助川駅を日立駅に改称。
1943(昭和18)年4月1日 綾瀬駅開業。
1943(昭和18)年10月26日 土浦駅構内で列車衝突事故が発生(土浦事故)。死者110人。
1944(昭和19)年2月15日 浪江〜小高間に桃内信号場開設。
1944(昭和19)年12月20日 久ノ浜〜広野間に末続信号場開設。
1945(昭和20)年2月14日 友部〜内原間に内原操車場開設。
1947(昭和22)年6月1日 末続信号場を駅に変更し末続駅開業。
1948(昭和23)年3月1日 内原操車場を廃止し小原信号場とする。
1948(昭和23)年8月10日 桃内信号場を駅に変更し桃内駅開業。
1949(昭和24)年5月10日 山下駅開業。
1949(昭和24)年6月1日 松戸〜取手間直流電化。
1949(昭和24)年7月6日 北千住〜綾瀬間で下山事件が発生。国鉄総裁下山定則が遺体となって発見。
1949(昭和24)年11月1日 小原信号場廃止。
1950(昭和25)年5月10日 関本駅を大津港駅に改称。
1952(昭和27)年5月1日 北松戸駅が松戸競輪場前臨時停車場として開業。
1952(昭和27)年7月10日 駒ヶ嶺駅開業。
1953(昭和28)年10月1日 南柏駅開業。
1956(昭和31)年12月20日 綴駅を内郷駅に改称。
1957(昭和32)年4月1日 石神駅を東海駅に改称。
1958(昭和33)年6月1日 準急「ときわ」運転開始。
1958(昭和33)年10月10日 上野駅〜青森駅間の特別急行列車「はつかり」が運行開始。常磐線内の停車駅は水戸と平。
1958(昭和33)年12月25日 北松戸駅が常設駅となる。
1959(昭和34)年10月1日 長塚駅を双葉駅に改称。
1960(昭和35)年10月1日 竜田〜富岡間に金山信号場、亘理〜岩沼間に逢隈信号場開設。
1960(昭和35)年12月10日 特急「はつかり」をキハ80系気動車に置き換え。日本初の気動車特急となる。
1961(昭和36)年3月20日 中村駅を相馬駅に改称。
1961(昭和36)年6月1日 取手〜勝田間交流電化。
1962(昭和37)年5月3日 三河島〜南千住間で三河島事故が発生。死者160人。
1962(昭和37)年10月1日 勝田〜高萩間交流電化。
1963(昭和38)年4月20日 原ノ町〜鹿島間に高平信号場開設。
1963(昭和38)年5月1日 高萩〜平間交流電化。
1963(昭和38)年9月30日 平〜草野間交流電化。
1965(昭和40)年5月25日 平〜草野間複線化。
1965(昭和40)年10月1日 常磐線経由の上野〜青森間急行「北斗」の格上げにより、寝台特急「ゆうづる」がブルートレインとして運転開始。常磐線内の停車駅は水戸と平。
1966(昭和41)年3月 上野〜取手間で列車防護無線の運用を開始。
1966(昭和41)年3月5日 準急「ときわ」を急行化。
1967(昭和42)年2月1日 (仮)公園下駅を(仮)偕楽園駅に改称。
1967(昭和42)年7月22日 草野〜四ツ倉間複線化。
1967(昭和42)年8月20日 草野〜岩沼間の交流電化により、全線電化完成。
1967(昭和42)年12月 103系電車運用開始。
1968(昭和43)年10月1日 東北本線の複線電化完成で、特急「はつかり」が東北本線経由に変更。
1969(昭和44)年10月1日 (仮)偕楽園駅を臨時駅に変更。季節特急「ひたち」新設。
1970(昭和45)年4月10日 (貨)北柏駅開業。
1970(昭和45)年10月1日 特急「ひたち」定期化。
1971(昭和46)年4月20日 ダイヤ改正。
綾瀬〜我孫子間複々線化完成。ほぼ、現在の運転系統が確立する。
天王台駅開業。北柏駅旅客営業開始。
上野〜取手間の急行線に快速電車を新設。
緩行線(各駅停車)が帝都高速度交通営団千代田線(営団地下鉄/現在の東京地下鉄)と相互直通運転開始(開始当時は霞ケ関駅まで、程なく代々木公園駅まで)。
1972(昭和47)年10月1日 内郷〜平間にいわき貨物駅開業。
1973(昭和48)年4月1日 新松戸駅開業。
1976(昭和51)年1月26日 広野〜木戸間複線化。
1976(昭和51)年2月23日 大野〜双葉間複線化。
1978(昭和53)年3月31日 営団地下鉄千代田線の代々木上原駅延伸開業に伴い、小田急電鉄小田原線本厚木駅まで直通運転区間が延長(3社線乗り入れは営団車のみ、現在は小田急多摩線唐木田駅まで)。
1982(昭和57)年11月15日 我孫子〜取手間複々線化。
1984(昭和59)年2月1日 貨物支線 水戸〜那珂川間廃止。
1985(昭和60)年3月14日 国際科学技術博覧会(筑波万博)輸送を実施。臨時駅として万博中央駅を開設(9月16日まで)。いわき貨物駅、内郷機関区廃止。急行「ときわ」廃止。
東日本旅客鉄道
1987(昭和62)年4月1日 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道に承継。
1988(昭和63)年3月13日 普通列車が三河島駅、南千住駅(この2駅は日中のみ)、天王台駅(終日)に停車するようになる。
1988(昭和63)年8月2日 逢隈信号場を駅に変更し逢隈駅開業。
1989(平成元)年3月11日 651系による特急「スーパーひたち」運転開始。
1991(平成3)年3月16日 2階建て普通車クハ415-1901号運用開始(2005(平成17)年7月8日運用終了)。通勤快速運転開始。
1993(平成5)年2月1日 金山信号場廃止。
1993(平成5)年2月10日 高平信号場廃止。
1993(平成5)年12月1日 寝台特急「ゆうづる」を臨時列車に変更。
1994(平成6)年12月3日 平駅をいわき駅に改称。寝台特急「ゆうづる」廃止。
1995(平成7)年12月1日 E501系運用開始。
1996(平成8)年10月12・13日 常磐線開業100周年記念列車「レトロトレインときわ」運転。
1997(平成9)年10月1日 E653系による特急「フレッシュひたち」運転開始。
1998(平成10)年3月14日 万博中央駅跡地にひたち野うしく駅開業。
1998(平成10)年12月7日 特急「ひたち」から485系運用終了。
2001(平成13)年11月18日 当時の東京近郊区間に当たる日暮里〜勝田間で、ICカード「Suica」サービス開始。
2002(平成14)年3月3日 快速電車でE231系運用開始。
2002(平成14)年3月23日 小田急線内発着の直通電車が1日1本をのぞき唐木田駅発着の急行・多摩急行に変更される。
2003(平成15)年3月29日 小田急線内発着の3社直通準急廃止、朝ラッシュ時の綾瀬発着の準急をのぞき唐木田駅発着の急行・多摩急行になる。
2003(平成15)年10月26日 当時の仙台都市圏エリアに当たる山下〜岩沼間で、ICカード「Suica」サービス開始。
2004(平成16)年2月14日 東京圏輸送管理システム(ATOS)導入(上野〜羽鳥間、緩行線は亀有〜取手)。
2004(平成16)年3月13日 川尻駅を十王駅に改称。三河島駅と南千住駅に普通列車が終日停車するようになる。
2004(平成16)年10月16日 普通列車は取手以南に限って快速と呼称される。勝田〜日立間が東京近郊区間に組み込まれ、同時にICカード「Suica」サービス開始。
2005(平成17)年7月9日 E531系導入開始。上野〜土浦間において特別快速運転開始。下り通勤快速廃止。上りの通勤快速も1本が普通列車(取手〜上野間快速)になる。
2006(平成18)年3月17日 この日限りで上り通勤快速廃止、103系定期運用終了。
2007(平成19)年1月6日 E531系のグリーン車先行導入。この日から3月17日までは普通車扱いでグリーン券なしで乗れた。
2007(平成19)年3月17日 E721系導入開始。運用は原ノ町〜仙台。この日を持って415系列の鋼製車は定期運用を終了。
2007(平成19)年3月18日 E531系のグリーン車が営業運転開始。投入区間は上野〜高萩。この日から415系1500番台(ステンレス車)とE501系は土浦以北のみの運用に。
2008(平成20)年3月15日 日立〜高萩間が東京近郊区間に組み込まれ、同時にICカード「Suica」サービス開始。
2009(平成21)年3月14日 高萩〜いわき間が東京近郊区間に、原ノ町〜山下間が仙台都市圏エリアに組み込まれ、同時にICカード「Suica」サービス開始。
2011(平成23)年3月11日 東北地方太平洋沖地震により全線が不通、一部区間で壊滅的な被害を受ける。
2011(平成23)年3月12日 日暮里・綾瀬〜取手間で快速電車・各駅停車が運転再開。
2011(平成23)年3月18日 取手〜土浦間が復旧。
2011(平成23)年3月31日 土浦〜勝田間が復旧。
2011(平成23)年4月7日 勝田〜高萩間が復旧。
2011(平成23)年4月11日 高萩〜いわき間が復旧。
2011(平成23)年4月12日 亘理〜岩沼間が復旧。
2011(平成23)年4月17日 いわき〜四ツ倉間が復旧。
2011(平成23)年5月14日 四ツ倉〜久ノ浜間が復旧。
2011(平成23)年10月10日 久ノ浜〜広野間が復旧。
2011(平成23)年12月21日 原ノ町〜相馬間が復旧。
2012(平成24)年3月17日 特急にE657系導入。「スーパーひたち」15往復のうち10往復、「フレッシュひたち」上下41本中9本でE657系を使用する。「スーパーひたち」の運行区間からいわき〜仙台間が外され、全特急列車が上野〜いわき間の運転になる。普通列車に一部のE721系を置き換えて719系を運用開始。
2013(平成25)年3月16日 浜吉田〜亘理間が復旧。「スーパーひたち」「フレッシュひたち」の全列車をE657系に置き換え。
2014(平成26)年4月1日 原ノ町〜岩沼間が新設の仙台近郊区間となる。
2014(平成26)年6月1日 広野〜竜田間が復旧。
2015(平成27)年1月31日 竜田〜原ノ町間で途中ノンストップの代行バスを運行開始。
2015(平成27)年3月14日 上野東京ラインが開業し、一部の特急と快速が品川駅まで乗り入れ開始。特急「スーパーひたち」を「ひたち」に、「フレッシュひたち」を「ときわ」に改称。特別快速の停車駅に北千住駅が追加される。
2015(平成27)年3月21日 臨時特急「踊り子」が常磐線内にも乗り入れを開始し、我孫子駅〜伊豆急下田駅間に上野駅・東海道線・伊東線・伊豆急行線経由で直通運転。
2016(平成28)年3月26日 同日のダイヤ改正にて、緩行線用E233系2000番台が小田急線へ、小田急4000形が緩行線へそれぞれ運用開始(209系1000番台は小田急線内には乗り入れない)、小田急線内発着の3社直通準急が13年ぶりに復活。
2016(平成28)年7月12日 小高〜原ノ町間が復旧。竜田〜原ノ町間の代行バスも同日から小高に停車。
2016(平成28)年11月5日 移設復旧に伴う相馬〜浜吉田間の試運転を開始(12月9日まで実施)。
2016(平成28)年12月10日 相馬〜浜吉田間が復旧。駒ケ嶺〜浜吉田間で計+0.6kmの改キロ。この時点では営業キロは据え置き。
2017(平成29)年2月1日 竜田〜原ノ町間の代行バスが浪江(浪江町役場前)に停車開始。
2017(平成29)年2月16日 竜田〜原ノ町間の代行バスが富岡(東京電力ホールディングス旧エネルギー館前)に停車開始。
2017(平成29)年3月7日 復旧工事が完了した浪江〜小高間の試運転を開始。
2017(平成29)年4月1日 浪江〜小高間が復旧。代行バスの運転系統を再編し、富岡・浪江の代行バス停車位置を各駅前広場へ変更。磐越西線郡山富田駅開業に合わせ、内陸移設に伴う改キロによる運賃の変更実施。
2017(平成29)年10月14日 上野東京ライン直通列車を増発し、中距離列車と特急の乗り入れをほぼ終日に拡大。品川〜土浦間を走る中距離列車をすべて15両編成化。
2017(平成29)年10月21日 竜田〜富岡間が復旧。富岡駅を岩沼方に100m移転(改キロなし)。
2017(平成29)年12月1日 土浦〜富岡間のE531系の扉脇のボタンによるドア開閉を通年実施。
2017(平成29)年12月9日 相馬〜浜吉田間の運転再開1周年を記念し、原ノ町〜仙台間で特別列車「ポケモンウィズユートレイン」が運行される。
2018(平成30)年10月13日 209系1000番台が、団体運用を最後に、常磐緩行線での営業運転を終える。
2019(平成31)年4月20日 Jヴィレッジの全面再開に合わせて、広野〜木戸間にJヴィレッジ駅が開業予定。
2020年3月まで 富岡〜浪江間が復旧し、全線復旧予定。大野〜双葉間単線化予定。
2020年春 佐貫駅を龍ケ崎市駅に改称予定。
wikipediaより参照
TOP旅の記録路線各駅巡礼写真のページ>JR常磐線(東京都・千葉県・茨城県・福島県・宮城県)