JR根室本線 (上り) 新富士駅
(貨)釧路貨物駅
釧路駅 (下り) 東釧路駅
JR根室本線
釧路駅
(Kushiro)

◆2019年4月30日(火)撮影
開業:1901(明治34)年7月20日(初代)
1917(大正6)年12月1日(2代目)

所在地: 北海道釧路市黒金町(初代)
北海道釧路市北大通14丁目5(2代目)


キロ程:308.4km(滝川起点)
駅名由来
「釧路」という地名の由来は諸説あり不明であるが、いずれもアイヌ語に漢字にあてたものとされている。
アイヌ語 意味 由来
カタカナ表記(アコロイタク式) ラテン翻字
kus-ru 越える・道 ここから標津や斜里へ越えていったため
クスリ kusuri 川上の温泉から薬水が流れ出ていたため
チク ci-kus-ru 我ら・通る・道 網走との往来道であることから
ペッ kus-pet 通り抜ける・川 川が厚岸や根室、十勝、網走への重要な交通路であったため。
ナイ kus-nay
kus-sir 川向こうの・山
クッチャロ kutcaro クッチャロはアイヌ語で咽喉を指す。屈斜路湖から釧路川が流れ出す地点にあるコタンが「銚子口」の意味で「クッチャロ」と呼ばれていた。ここのアイヌを松前藩が今の釧路に移し、「クッチャロ」からクスリ場所と称したため。

その他
1917(大正6)年12月1日:当駅~浜厚岸間延伸開業に伴い現在地に移転、釧路駅(2代)開業。貨物の取扱を廃止(旅客駅となる)。旧駅(初代)は貨物駅の浜釧路駅(初代)となる。
現駅舎は道内で現存する最後の民衆駅であり、駅舎はかつての札幌駅旧駅舎(4代目)に似た作りをしている(建設当初の外壁カラーは札幌駅と同様に青であった)。


※参考、引用サイト:Wikipedia

駅名標

駅舎(待合所)

上り(滝川方面)

下り(根室方面)

駅前(1)

駅前(2)

駅舎(待合所)内(1)

駅舎(待合所)内(2)
駅舎内は戦後の昭和時代に多く作られた民衆駅特有の商業施設が入居しています。ここには戦後の昭和時代の雰囲気が残されています。

駅舎(待合所)内(3)

駅舎(待合所)内(4)

駅スタンプ(1)

駅スタンプ(2)

駅前広場にある記念碑。

駅前広場にある蒸気機関車の動輪。

下にあるレールには、「RSW 1907 IRJ」 の刻印が確認出来、1907年製のドイツのライン製鋼所で製造された古レールとわかります。

車輪には刻印があり、「D51 467」のものとわかりますが、写真を撮るときに気がつかず、後日調べて判明しました。

この動輪は釧路駅開業90年を記念して、1991(平成3)年7月20日に設置されたとのことです。

駅前広場にある「風雪の樹」。

ホーム上屋は屋根部分が木造、柱部分に古レールが使用されています。

ここが終点を示す駅名標。根室方面と滝川方面への直通列車は無いため、当駅で乗り換えます。

こちらは1911年八幡製作所製の古レール。

こちらは1918年八幡製作所製の古レール。

「RSW 1907 IRJ」 の刻印が確認出来、1907年製のドイツのライン製鋼所で製造された古レールとわかります。

ホーム上にある太平洋炭礦の海底炭。釧路沖約6km、海面下600m地点で採掘されたものです。

ホーム上にある「湿原の鐘」。

ホーム上にある「滝川より311km地点」を示すキロポスト。

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