(上り)鱒浦駅藻琴駅→(下り)北浜駅
JR釧網本線
藻琴駅
(Mokoto)

◆2022年4月30日(土)撮影
開業:1924(大正13)年11月15日

所在地:北海道網走市字藻琴

キロ程:8.7km(網走起点)
駅名由来
現在の藻琴湖(藻琴沼)のアイヌ語名に由来する地名であるが、現在では語義不明となっており、いくつかの解釈が出されている。
アイヌ語 意味 由来
カタカナ表記 ラテン翻字
モコト - 小沼 永田方正による解釈。後年山田秀三により「モ(小)、トー(沼)は分かるが、間のコをどう読んだのか分からない」と評されている。
ムㇰト muk-to 塞がる・沼 知里真志保が参加した『北海道駅名の起源』(1950年版)における解釈。
モコㇽト mokor-to 眠っている・沼 知里真志保が参加した『網走市地名解』における解釈。湖が山に囲まれていて波が静かであるから、としての解釈。これが、転訛し「モコット(mokotto)」となって現在の形になったのではないか、としている。
ポコㇽト po-kor-to 子・持つ・沼 知里真志保が参加した『北海道駅名の起源』(1954年版)における解釈。これが「ポコット(pokotto)」に転訛して現在の形になったのではないか、としている。

山田秀三は、知里が湖の東岸にあるごく小さな沼に着目したものではないかと推察している。


その他

かつての駅事務室では喫茶店の「軽食&喫茶 トロッコ」が営業している。

※参考、引用サイト:Wikipedia

駅名標

駅舎(待合所)

上り(網走方面)

下り(東釧路方面)

駅前(1)

駅前(2)

駅舎(待合所)内(1)

駅舎(待合所)内(2)
駅事務室跡を活用して営業している喫茶店「軽食&喫茶 トロッコ」。

高倉健主役の映画「網走番外地」(1965年上映)では網走駅として登場しています。

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