(上り)東名駅(移転前)野蒜駅(移転前)→(下り)陸前小野駅
JR仙石線
野蒜駅
(Nobiru)

※移転後の駅はこちら

◆2013年9月14日(土)、2017年2月18日(土)撮影
開業:1928(昭和3)年4月10日
※1928年(昭和3年)4月10日 宮城電気鉄道の野蒜駅として開業。
1931(昭和6)年10月23日 東北須磨駅(とうほくすまえき)に改称。
1944(昭和19)年5月1日 宮城電気鉄道国有化により、国有鉄道の駅となる。同時に野蒜駅に改称


所在地:宮城県東松島市野蒜字北余景84


キロ程:34.0km(あおば通起点)
駅名由来

その他


※参考、引用サイト:Wikipedia
震災後の状況
  • 2011(平成23)年3月11日 東日本大震災に伴って発生した津波により、構内に甚大な被害を受けた。
  • 2015(平成27)年3月14日 営業再開に先立ち、この日より営業キロを移設後のものに変更。
  • 2015(平成27)年5月30日従前より内陸高台に位置する東松島市野蒜字後沢に移設して営業再開。同日営業開始となる仙石東北ラインは快速のみ停車となる。
  • 2016(平成28)年10月1日 旧駅舎を改修(整備費:約4000万円)した「震災復興伝承館」が開館した。
2013年9月14日(土)撮影

駅名標(1)


駅名標(2)

駅舎(待合所)
外見はさほど被害を受けたようには見えませんが、1階部分の窓ガラスが壊れ、ベニヤ板によってふさがれていました。

500mほど内陸に線路を移設する計画なので、この駅はもう使われることはありません。

上り(あおば通方面)
架線梁が折れて、ホーム上屋に垂れ下がっています。

下り(石巻方面)
架線梁が途中できれています。

駅前(1)
駅前に架かる橋。

駅前(2)
欄干が曲がっていました。津波は川をさかのぼってきたものと考えられ、津波の威力を見ることが出来ます。

観光案内板

駅前にある店舗。震災の津波により全壊。

構内。どうやら1階部分まで津波が押し寄せたものと思われます。

線路は撤去されていました。

列車代行バス停留所(松島海岸方面)

列車代行バス停留所(矢本方面)
2017年2月18日(土)撮影

震災遺構保存を目的として、旧駅舎を改修した「震災復興伝承館」が2016(平成28)年10月1日に開館しました。

駅構内もそのままとなっています。

震災当時はたくさんの瓦礫でいっぱいだった駅ホームも撤去されていました。

駅の隣にあった店舗は撤去されて駐車場となりました。

石巻方面。この先は線路が撤去されていました。

1階と2階は展示コーナーとなっています。

いろいろな展示がありました。これは震災当時駅舎内にあった券売機で、よく見ると右側が津波の圧力で曲がっているのが分かります。

駅からは移転された野蒜駅が見えます。

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