開業:1903(明治36)年6月28日 廃止:1904(明治37)年7月18日 所在地:北海道余市郡大江村(現・仁木町) キロ程:217.5?km(函館起点) |
駅名由来 その他 稲穂トンネルの開削工事が難工事であったため、建設資材荷受場として仮設された駅であった。当時の運行本数は、当駅~小樽中央(現・小樽駅)間が1日3往復であった。後に稲穂トンネルが開通し、北海道鉄道が小沢駅まで延伸されたことで役目を終え、廃止された。 ※参考、引用サイト:Wikipedia |
キロ程がおそらく217.5kmとの情報を元に事前にGooglemapなどで下調べをして、駅の痕跡を探してみました。 ちょうど青い道路標識あたりで左に進む道路がありましたので行ってみました。 |
一見すると普通の農作業用の道路のようですが、とりあえず進んでみます。Googlemapでは線路付近まで繋がっているようです。 |
この先防雪林みたいな林が見えてきました。 |
さらに進みます。鉄板が敷かれていますが、下は小川が流れていました。 |
上り(函館方面) 線路に行き当たり、この先は藪で進めませんでした。この付近が駅跡のようです。 今から120年前の明治時代にしかも1年間だけの仮設駅ということですので、目立った遺構はありませんでした。 |
下り(旭川方面) ただし、線路の両側が整地されていたので、痕跡らしく見えないことはありません。あとはキロ程からここが本当に駅跡なのかどうか確認します。 |
隣接する跨線橋から望遠撮影。「長万部から218km地点」を示すキロポストがありました。 |
さらに100mごとにポスト(丙号距離標)が続き、手前から1,2,3・・・となります。 217.5km地点に駅があったとされていますので、5つ目がそこで、先ほどの空き地がその地点であることが確認できました。さらに写真下には小川の流れる小橋梁がありますので、旭川方面(写真奥)方面から鉄道敷設が進んでいった事を考えると、その手前に駅を造るのが自然かなとも思いました。 |