JR石巻線 | (上り) | 曽波神駅 | ←石巻駅→ | (下り) | 陸前稲井駅 |
JR仙石線 | 陸前山下駅 | (終点) |
開業:1912(大正元)年10月28日 ※現在の石巻線の駅として開業 所在地:宮城県石巻市鋳銭場9-1 キロ程:27.9km(小牛田起点)、50.2km→49.0km(あおば通起点) |
駅名由来
東端を北上川が流れ、南端に羽黒山(現羽黒山公園)があり、山裾と北上川に囲まれた地域で端郷住吉、袋谷地からなる地域を石巻と称していました。石巻とは、伊寺川(伊治川=油川の古い呼び名)の水門(港)という意味で、「伊寺水門(いじのみなと)」と呼ばれたのが次第に転訛して「石巻」になったとされています。(宮城県地名考) また、石巻村の端郷・住吉町の大島神社の前面、北上川の河中に「烏帽子石」という石があります。(封内風土記)その石で河水が渦を巻いて流れているところから「巻石」と呼ばれるようになり、これが地名の由来になったともいわれています。(安永風土記) この地名の由来を受けて、大正元年(一九一二)一〇月二八日、石巻線の小牛田~石巻開通の時、石巻駅が開業しました。(現地案内板より) その他 石巻市は、宮城県登米市中田町出身の漫画家、石ノ森章太郎の協力を得て「石巻マンガランド基本構想」を策定し、「萬画」を活かした創造性ある街造りに取り組んでいます。その一環として、石ノ森萬画館の最寄り駅である当駅、および石ノ森萬画館までの道「マンガロード」では数々の石ノ森章太郎作品のキャラクターを見ることができます。 ※参考、引用サイト:Wikipedia |
震災後の状況
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駅名標(石巻線) 駅名標(仙石線)(1) 駅名標(仙石線)(2) |
駅舎(待合所) |
上り(石巻線:小牛田方面) |
下り(石巻線:女川方面) |
上り(仙石線:青葉通り方面) |
下り(仙石線:終点) |
駅前(1) |
駅前(2) |
駅舎(待合所)内(1) |
駅舎(待合所)内(2) |
右上の写真の車止めには東日本大震災の時の津波が到達した高さの表示がありました。これを見ると駅が膝下の当たりまで浸水したことがわかります。 |
駅舎の入り口。このように石ノ森作品のモニュメントや絵画が駅構内のあちこちに配置されています。 |
改札口にあるキャラクターのモニュメント。 |
こちらは改札口から仙石線に向かう通路の壁にもキャラクター絵がありました。 |
駅の喫茶店も石ノ森作品仕様。 |
喫茶店の看板もこの通り。 |
キャラクターのモニュメント。中央下にあるのが東日本大震災の津波到達の表示。 |
仙石線と石巻線の分岐点。 奥の架線があるのが電化された仙石線。手前が非電化の石巻線。 |
駅名由来板 |
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旧北上川の河口に近い中州にある石ノ森萬画館。東日本大震災の津波による川の増水で被害を受けました。 |
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仙石線の陸前小野~石巻間は石巻駅の変電設備が損傷したため、訪問当時は非電化区間となっています。そのため現在はキハ110系の気動車で運行されています。 |
小牛田運輸区所属の車両が割り当てられています。ちなみにこの車両は陸羽西線仕様のものです。 |