東北本線
旧線区間(黒磯〜白河)その2
(高久駅〜黒田原駅間)
その1(黒磯駅〜高久駅間)
その2(高久駅〜黒田原駅間)
その3(黒田原駅〜豊原駅間)
その4(豊原駅〜白坂駅間)
その5(白坂駅〜白河駅間)

◆2013年2月9日(土)撮影

国土地理院発行地形図(1/25,000(黒磯)(H15)+(黒田原)(H15))を引用
G高久駅下

Fで説明したとおり、こちらが旧線跡で高久駅方向を撮影。写真奥に見える高台は高久駅のホーム。

旧線跡はこの先藪になっていました。
H水路橋付近

藪となった旧線跡を少し進むと、再び道路に転用された区間になります。写真左側の道路が旧線跡。

少し進むと、レンガ積みの水路橋にさしかかります。

内部を覗くと、しっかりとした頑丈な造りになっているのがわかります。ちなみにこのレンガの積み方は「イギリス積み」とよばれ、この時代に鉄道の橋梁などに多用されたそうです。

左上が旧線跡。蒸気機関車が走ってきそうな雰囲気がありました。かつては土手周辺には木が生えていなかったと思います。
I並走区間

ここから旧線と新線が合流していて、かつての旧線は現在の新線の上り線(写真右側)に転用されています。

はっきりした合流箇所や旧線を偲ぶ痕跡は全くありませんでした。
J余笹川橋梁

余笹川(よささがわ)

余笹川橋梁。
下り線(写真左)にレンガ造りの橋脚がありますが、これが旧線時代のものなのかは明確にはわかりませんが、下の旧線時代の橋脚との位置関係を見ると、旧線時代のものではないようです。

上り線橋桁下に旧線時代の橋台が見えます。黒磯(上り)側。

こちらは白河(下り)側。

こちらは白河(下り)側。
K

余笹川橋梁のすぐ先のこの地点で、旧線は現在の新線と分かれていきます。
L

現在は公園と歩道として整備されているこの空間が旧線跡のようです。旧線はこの先中央左側の白い建物を通って、鉄筋コンクリートの建物である現在の那須町役場に進んでいきます。

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TOP旅の記録廃線、廃道、道路関係東北本線旧線区間(黒磯〜白河)>その2(高久駅〜黒田原駅間)(栃木県・福島県)