(概要) この区間は、2002年の東北新幹線の盛岡〜八戸間の開通により、JR東日本の東北本線より経営が分離され、盛岡〜目時間をIGRいわて銀河鉄道線、目時〜八戸間は青い森鉄道線として開業された。 かつては本州と北海道を結ぶ旅客・物流の大動脈であった。広域旅客輸送は東北新幹線にその座を譲ったものの、物流・地域旅客輸送に関してはいまだ大動脈として大活躍している。 |
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駅名 | 駅間 営業 キロ |
累計 営業 キロ |
東京 からの 営業 キロ |
所在地 | 開業年月日 | |||
(漢字表記) | (よみ) | |||||||
盛岡駅 | もりおか | - | 0.0 | 535.3 | 岩 手 県 |
盛岡市 | 1890(明治23)年11月1日 | |
青山駅 | あおやま | 3.2 | 3.2 | - | 2006(平成18)年3月18日 | |||
厨川駅 | くりやがわ | 2.4 | 5.6 | 540.9 | 1918(大正7)年11月1日 | |||
(長根信号場) ※廃止 |
(ながね) | 厨川3.4← →2.9滝沢 (巣子駅は 未開業) |
(9.0) | - | 滝沢市 | 設置:1944(昭和19)年10月11日 廃止:1967(昭和42)年7月25日 |
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巣子駅 | 旧線 区間 |
すご | 4.6 | 10.2 | - | 2006(平成18)年3月18日 | ||
滝沢駅 | たきざわ | 2.0 | 12.2 | 547.5 | 1906(明治39)年1月21日 | |||
渋民駅 | しぶたみ | 4.4 | 16.6 | 551.9 | 盛岡市 | 1950(昭和25)年12月1日 | ||
好摩駅 | こうま | 4.7 | 21.3 | 556.6 | 1891(明治24)年9月1日 | |||
岩手川口駅 | いわてかわぐち | 5.6 | 26.9 | 562.2 | 岩手郡 岩手町 |
1898(明治31)年1月11日 | ||
いわて沼宮内駅 | いわてぬまくない | 5.1 | 32.0 | 567.3 | 1891(明治24)年9月1日 | |||
御堂駅 | みどう | 5.3 | 37.3 | 572.6 | 1961(昭和36)年4月15日 | |||
(吉谷地信号場) ※廃止 |
(よしやち) | 御堂4.3← →2.9奥中山 |
(41.5〜6) | - | 設置:1944(昭和19)年10月11日 廃止:1949(昭和24)年9月15日 |
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奥中山高原駅 | おくなかやまこうげん | 7.1 | 44.4 | 579.7 | 二戸郡 一戸町 |
1891(明治24)年9月1日 | ||
(西岳信号場) ※廃止 |
(にしだけ) | 奥中山4.0← →3.7小繋 |
(48.4〜5) | - | 設置:1943(昭和18)年10月1日 廃止:1966(昭和41)年9月26日 |
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小繋駅 | こつなぎ | 7.8 | 52.2 | 587.5 | 1909(明治42)年9月21日 | |||
(滝見信号場) ※廃止 |
(たきみ) | 小繋3.1← →4.6小鳥谷 |
(55.2〜3) | - | 設置:1944(昭和19)年10月11日 廃止:1967(昭和42)年7月25日 |
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小鳥谷駅 | こずや | 7.6 | 59.8 | 595.1 | 1891(明治24)年9月1日 | |||
一戸駅 | いちのへ | 4.7 | 64.5 | 599.8 | 1893(明治26)年2月15日 | |||
一戸機関区跡 | ||||||||
(鳥越信号場) ※廃止 鳥越隧道 |
(とりごえ) | 一戸3.1← →3.2二戸 (北福岡) |
67.6 | - | 設置:1965(昭和40)年9月26日 廃止:1968(昭和43)年6月11日 |
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二戸駅 | にのへ | 6.3 | 70.8 | 606.1 | 二戸市 | 1891(明治24)年12月20日 | ||
斗米駅 | とまい | 2.9 | 73.7 | 609.0 | 1966(昭和41)年10月1日 | |||
金田一温泉駅 | きんだいちおんせん | 4.7 | 78.4 | 613.7 | 1909(明治42)年10月18日 | |||
目時駅 | 旧線区間 | めとき | 3.6 | 82.0 | 617.3 | 青 森 県 |
三戸郡 三戸町 |
1948(昭和23)年10月1日 |
1891年(明治24年)9月1日 | 日本鉄道盛岡 〜(目時〜青森)間が開業。当時目時駅は未開業。 |
1893年(明治26年)2月15日 | 一ノ戸駅(現在の一戸駅)開業。 |
1898年(明治31年)1月11日 | 川口駅(現在の岩手川口駅)開業。 |
1906年(明治39年)1月21日 | 滝沢駅開業。 |
1906年(明治39年)11月1日 | 日本鉄道が国有化。 |
1907年(明治40年)11月1日 | 一ノ戸駅を一戸駅に改称。 |
1909年(明治42年)9月21日 | 小繋駅開業。 |
1909年(明治42年)10月12日 | 線路名称制定。東北本線とする。 |
1909年(明治42年)11月25日 | 金田一駅(現在の金田一温泉駅)開業。 |
1915年(大正4年)9月11日 | 中山駅を奥中山駅に改称。 |
1918年(大正7年)11月1日 | 厨川駅開業。御堂信号場開設。 |
1921年(大正10年)6月1日 | 福岡駅を北福岡駅に改称。 |
1924年(大正13年)12月20日 | 目時信号場開設。 |
1934年(昭和9年)2月1日 | 川口駅を岩手川口駅に改称(同年2月15日に埼玉県の川口町駅を川口駅に改称)。 |
1943年(昭和18年)10月1日 | 滝沢〜好摩間に渋民信号場、奥中山〜小繋間に西岳信号場開設。 |
1944年(昭和19年)10月11日 | 厨川〜滝沢間に長根信号場、御堂信号場〜奥中山間に吉谷地信号場、小繋〜小鳥谷間に滝見信号場開設。 |
1948年(昭和23年)10月1日 | 目時信号場を格上げして目時駅開業。 |
1949年(昭和24年)9月15日 | 御堂信号場〜奥中山間の吉谷地信号場廃止。 |
1950年(昭和25年)12月1日 | 渋民信号場を格上げして渋民駅開業。 |
1956年(昭和31年)10月8日 | 御堂信号場〜奥中山間が複線化。 |
1960年(昭和35年)11月1日 | 盛岡〜厨川間に青山信号場開設。 |
1961年(昭和36年)4月15日 | 御堂信号場を格上げして御堂駅開業。 |
1962年(昭和37年)12月10日 | 斗米信号場開設。 |
1964年(昭和39年)12月8日 | 盛岡〜青山信号場間が複線化。 |
1965年(昭和40年)8月4日 | 青山信号場〜厨川間が複線化。青山信号場廃止。 |
1965年(昭和40年)9月21日 | 渋民〜好摩間が複線化。 |
1965年(昭和40年)9月25日 | 一戸〜鳥越信号場間が複線化。鳥越信号場開設。 |
1965年(昭和40年)9月27日 | 小繋〜滝見信号場間が複線化。 |
1965年(昭和40年)12月14日 | 西岳信号場〜小繋間が複線化。 |
1966年(昭和41年)9月26日 | 奥中山〜西岳信号場間が複線化。西岳信号場廃止。 |
1966年(昭和41年)10月1日 | 斗米信号場を格上げして斗米駅開業。 |
1967年(昭和42年)7月25日 | 滝見信号場〜小鳥谷間 複線化。滝見信号場廃止。 |
1967年(昭和42年)9月15日 | 岩手川口〜沼宮内間が複線化。 |
1967年(昭和42年)9月29日 | 滝沢〜渋民間が複線化。 |
1967年(昭和42年)12月14日 | 金田一〜目時間を複線新線に切り替え。 |
1968年(昭和43年)4月25日 | 厨川〜滝沢間が複線化。長根信号場廃止。 |
1968年(昭和43年)6月4日 | 沼宮内〜御堂間が複線化。 |
1968年(昭和43年)6月11日 | 鳥越信号場〜北福岡間が複線化。鳥越信号場廃止。 |
1968年(昭和43年)6月17日 | 好摩〜岩手川口間が複線化。 |
1968年(昭和43年)6月21日 | 北福岡〜金田一間が複線化。 |
1968年(昭和43年)7月12日 | 小鳥谷〜一戸間間が複線化。盛岡〜目時間の複線化完成。 |
1968年(昭和43年)8月22日 | 盛岡〜目時(〜青森)間が交流電化。 |
1976年(昭和51年)8月2日 | 盛岡〜目時(〜青森)間CTC化。 |
1987年(昭和62年)2月1日 | 北福岡駅を二戸駅に、金田一駅を金田一温泉駅に改称。 |
1987年(昭和62年)4月1日 | 国鉄分割民営化に伴い東日本旅客鉄道に承継。 |
2002年(平成14年)12月1日 | 東北新幹線の八戸延伸に伴い並行在来線として東日本旅客鉄道(JR東日本)から移管しいわて銀河鉄道線となる。沼宮内駅をいわて沼宮内駅、奥中山駅を奥中山高原駅に改称。各駅列車の本数を毎時1本に増発。 |
2005年(平成17年)1月 | 小繋駅に置かれた「命のノート」を題材にした映画『待合室』ロケにIGRいわて銀河鉄道が全面協力。 |
2005年(平成17年)9月10日 | 開業3周年特別企画として社を全国にPRすべく、歌手大川栄策を招いて臨時列車「大川栄策号」を盛岡〜いわて沼宮内間で運行。 |
2006年(平成18年)3月18日 | 青山駅、巣子駅開業。 |
2008年(平成20年)10月1日〜同年12月20日 | 盛岡〜青山間において、岩手県交通・岩手県北バス発行のバスカードの利用を試験的に実施。 |